空中分解2 #1416の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
最初のインド旅行から帰ってきたときの話である。成田の飛行場 から新宿駅にやってきた。国鉄(今のJR)新宿駅の中央口の改札 を抜けてふと目をやると、その男が立っていたのである。 その男とは半年ほど前にネパールのカトマンズで知り合ったのだ 。一緒にマリファナを吸ってトリップした仲である。 もちろん、その場限りの知り合いで、その後はどうしたのかしらな い。それがよりによって新宿駅でバッタリ会うとは奇遇である。も し、半秒でも前か後だったら気付かず通り過ぎていただろう。 でも、私はこのような偶然はけっこうあるので、さして驚かなかっ た。 お互いおうおうと懐かしがってしゃべりあった。そして、そのま まその男の家に連れていってもらい、ついにそのまま居候になった 。でも、ひと月ほどたつと、さすがに迷惑そうな表情を見せるよう になったので、ちかくにアパートを借りた。3畳の部屋で部屋代は 八千円だった。 家は寝るだけだと考えていたから、3畳間でもとくに不満はなか った。だいいちフトン以外はリュックひとつ分の荷物しかないのだ から、3畳間でも余るくらいである。 そのアパートのある場所は、新宿から京王線で一つ目の初台とい う駅の近くで、新宿まで歩いても20分とかからないところだった 。夜、銭湯に行った帰り、商店街を歩いていると新宿の高層ビルの ライトがチカチカ点灯しているのが見えた。そのライトを見ながら 、これからもいっぱいいろんなことが起こりますようにと祈った。 21歳だった。
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「空中分解2」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE