空中分解2 #1385の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
2150.SYSTEM -RYUJYU-. VERSION 5.06 私は竜樹−りゅうじゅ−。著述支援シ ステムである。私は、私のユーザーの記 憶をすべて記録している。私はユーザー の求めに応じて記録素子から必要なセン テンスを拾い出し、適当と思われる配列 で画面に出力する。 私は竜樹、著述支援システム。 R>MY.OLD.DREAM R>SHIFT+ROLL UP 「わっすれられないのぉー、あっのひと が好きよぉぅー。」 ってちょっとちがっちゃいましたね。やっぱり忘れられないと言えばエッチな 夢でしょうか。あれはなんでか覚えてるもんですね。 という冗談はここまでにして、今でもしっかり覚えてる夢のお話をします。こ れは、まだ私が小学生の頃、殆ど毎晩の様に見てた夢です。もう今は見ませんが ね。 あれは、もうそろそろ忘れそうな小学4年の頃のこと。少年そうせんは、遊び つかれから早々と床につきます。あらっもう寝ちゃいましたねぇ。それでは、ち ょっとそうせん君の夢の中に入って行きましょう。 どこかの風景が見えます。色はついていません。白黒ですね。私は地面から数 メートル浮かび上がった状態で見ています。 そうこうしている内に向こうから誰かどうしたんでしょうか、突然そうせん君 が走りだしました。 あーいう表情を「死にものぐるい」と言うんでしょうか。すさまじい顔です。 むむっそうせん君の後ろの方から走ってくる者の影が見えます。これがそうせ ん君を追い掛けてるんでしょうね。 私は、そうせん君に近付いてよくみます−幸い私はどちらからもよく見えない のでこの様な事ができます−。 そうせん君は時々後ろをチラッと振り向きます。自分を追い掛けてる者の正体 を探るためです。しかし、そうせん君は黒い影の様なものを見ただけで、それが なんであるのか理解はできません。 その黒い影はそうせん君につかずはなれず、ついてきます。ちなみに影に近付 いてみましたが、私が寄っていくと逃げます。といっても走るスピードが鈍るだ けですけど−私を関知してるのかな−。 そうせん君は、ただ恐ろしさのあまり逃げます。その内ある事に気付きます。 段々走りにくくなってくるのです。まるでゼラチンの−私がそうせん君の心を抽 出して適当な解釈を与えました−塊の中を走っているようでした。でも、呼吸は ちゃんとできます。 黒い影はさっきよりも少し近付いた感じがします。そうせん君の心の中の恐怖 がひとメモリ上がります。 そうせん君は考えています。なぜ自分はこんなに長く走れるんだろうと。 そうせん君が疑問に思った通り、それは考えられないことでした。そうせん君 の体型は良く言って「ポッチャリ」、悪く言って「デブ」でしたから、運動会は 特に走る競技は大の苦手としていたのです。これは、後に中学・高校・大学と続 いていきます。 夢なのかな。やっとそうせん君は悟り始めています。「夢なら早く覚めて。」 そうせん君はそう願いますが、叶うはずもありません。 そうせん君は、走り続けなければなりません。 足が地面から浮いている様な感触がしました。 その通り、そうせん君はホップ・ステップの様な感じの走り方になっていまし た。ゼラチンの中を走るよりも更に遅くなった様です。 「このままでは追いつかれてしまう。」 悲痛な叫びが私の心を貫きます。しかし私にはどうすることも出来ません。私は 心の旅人に過ぎないのですから。 黒い影がそうせん君の肩に手を掛けようとしたとき、そうせん君は目覚めまし た。 <FIN> 2150.SYSTEM -RYUJYU-. VERSION 5.06 以上が今回ユーザーから指定されたキ ーワードを素に私が検索・著述した文章 である。 次回のユーザーの指定を待っています。 私は竜樹−りゅうじゅ−。著述支援シ ステムである。 R>LOAD.END R>SYSTEM.END
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「空中分解2」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE