空中分解2 #1367の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
「君は欲しいものはある?」 「そりゃあ、いっぱいあるわよぉ。」 「何が欲しいんだ?」 「買ってくれるの?」 「ああ、買ってやろう。明日、札幌に行かないか?」 「本当ぉ、本当ねっ。明日になったら、俺は酔ってたなんて言わないでよ。」 「酔っているように見えるか?」 「だって、お客さん、ほら、もうこんなに。」 赤いマニキュアの短い指がウィスキーの瓶をつかみ、照明にかざした。 「欲しいものは何だ?」 「えーと、急に言われても...。」 「欲が無いんだな。君は。」 「待って、待って、あれ、あれ、あのなんて名前だったか...。雑誌にで ていた洋服なんだけど....。」 「慌てるな。札幌に行けば有るんだろ。」 「ちょっと高いよぉ。」 「じゃあ、やめだ。」 「待って、待って、そんなに高くないもの、考えるから。」 「はははは、本当に欲しいものは何なんだ?」 「冗談言ってるのぉ?」 「君の部屋に泊めてくれないか。」 「そういうことだったのぉ。あたしはそんなに安くはないわよ。」 女は煙草をくわえると、顎で火の催促をした。 つづく
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