空中分解2 #1232の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
卒論その他で忙しい日々を送っているため,最近はパソコンから遠ざかっていま す。困ったものだ。しかも徹夜明けで眠い。この作品も「パラレル」用に書き直そ うかなあ。 おもちゃ それはクリスマスイブの事だった。S氏は、5歳になる彼の息子と2歳になる娘に プレゼントを買ってやろうとデパートに立ち寄った。 S氏はおもちゃ売り場に行き、売り場内の空気を深呼吸してからグルリと周囲を見 回した。その瞬間、ニヤついた顔の店員と目があったので、S氏もまたニヤリと微 笑んだ。 すると、店員は驚くべき早さでS氏の目の前に飛んできた。 (むっ、こやつ出来る) S氏は思った。きっと、小さい頃サイボーグ009になりたくって、なりたいあま り加速出来るようになったのだろう。 この話は今回の話とはまったく関係ないので省略するが、S氏はともかくそう言う 考えを持った。だが、これだけは言っておきたい。サイボーグ009とは関係ない のだ、と。もちろん私はサイボーグ009が好きだが、その事に固執すると物語が 進まないのだ。勘弁してくれ。 「何をお求めでしょうか」 店員はニコヤカに聞いた。そのにこやかさの影にはどっぷりと暗い暗黒世界が見え るようだった。そう、S氏は何度こうした笑顔にだまされたことか。 「うん、息子と娘にクリスマスプレゼントを、ね」S氏は答える。 「一体、どんなのが喜ぶのかねえ?」 店員は待ってましたとばかりにニヤついて喋りだした。 「よくぞ聞いてくれました!あなただけに教えましょう。まずはこれです」 店員はガサガサと棚を探り、大きな箱を取りだした。 「これがいま男の子に大人気、見て下さい」 「ううむ、なになに。なんだこりゃ。南極超人1号?ロボットかね」 「そうです、ロボットです。いまテレビでやってるんですよ。今や子供達のアイドル、スターです。トリプル合体!南極超人1号!ってやつです。見たことありませんか?そうですか。これが凄いんですよ、放送コードギリギリですからもう大人気!質感がまた、本物に迫る勢いなんですねえ、これ。一度使ったらもう手放せません!もう止められない。ホラホラ、これが凄い!この電気で動く口が!ホラ、この動き見て下さい。リアルなものでしょう!ああ見ているだけで夢心地、うーん気絶しそう」 「…うーん、どうも気に食わない」 「そうですか…。じゃ、これなんかどうでしょう。女の子の間でブームの魔女っこステッキです!」 「ほほお、そんな棒っきれが喜ぶのかな」 「この魔女っこステッキもテレビで宣伝してるんですがね、女の子なら持ってなくちゃ遅れてるといわれてます。見て下さい!これも電池で動きます。ホラ、すごい動きだ!強烈ですねえ、こんな太いのが!ああなんと恐ろしい!まだ2歳といいましたね、これはまだ早いんじゃないかなあー。でも、危険はありませんから大丈夫です。ちょっと血が出るだけの話です。それにしても、こんなのでやられた日にゃあもう大変、昇天してしまうのも無理は無いですね。罪な製品だ。あっそうそう、このイボイボが実用新案出願中なんです。イボの回転率や動きが研究されつくしていましてね、開発に十年かかったなんて話も聞きました。さすが日本のテクノロジー。やるねえ!拍手喝采だ。」 「…うーん、なんでそんなもんばかりなんだい?」 「こういう商品が子供に人気なの!知らないんですか、あんた!今や、性教育だってちゃんと体育教師が実演で教えている時代ですよ。子供が早熟になってるわけです」 「でも、ちょっと過激すぎるぜ、この商品は」 「ハッハッハ、これだから古い人ってのは。頭の切り替えが出来ないんですな、ハッハッハ」 S氏はちょっぴり自尊心を傷つけられた。 「わ、私だって教師に手取り足取り教育指導を受けた男だ!」 「だったら気にすることないでしょう!さあ、子供にも禁断の果実を食わせるのです!そう、あなたが!あなた自身の息子でやるってのはどうでしょうか。考えてみたらそれが一番のクリスマスプレゼントかもしれない」 「…私に近親相姦しろというのか?」 「ニューヨークじゃ当り前ですよ。遅れてるなあ」 「いいかげんにしなさい!」 (ここでドリフターズのずっこける時の音楽を頭に思い浮かべてもらうと有難い。それにしても、相変わらず下品なネタだなあ。自重しよう) END
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