空中分解2 #1110の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
藤原義忠は、長久元年(1040年)6月15日に、おならのせいで 島流しの刑になったと言う。本作品は、彼の人生にアイディアを借りた ものである。(と書くと、格好がつくから不思議なものだ。) さらばオナラプーチン 22世紀後半のロシア。戦争によって荒廃したこの地には、慢性的な飢 餓と貧困が支配していた。そんな時代のロシアに、ある人物が姿を見せ る。 その人物の名は、オナラプーチン。 それ以外は何もわからない。本当に何もわからなかった。本当に、と言 う事は、嘘ではない、と言うことだ。 嘘ではない、と言うことは、本当だと言うことになり、またそれゆえに 嘘ではない、と言うことになる。嘘ではないと言う事柄がわかっている のだから、本当だと言う答えを導くのは自明のことであり、またその答 えが嘘ではないことを証明していた。 どこから来たのかも、年齢も、性別も、職業も学歴も、すべて謎の人物。 ある者は彼の事を男だと思っていた。しかし別の者は、彼は女だったと 主張する。 両性具有だという説もある。 また、彼はゾウだったと主張する者もいる。だが、さらに別の者が、彼 はキリンだったと主張する。中にはカナヘビだ、いやカタツムリだ、と 言う説もあったが、大きさの点から言ってこの説は疑わしい。 大きさはだいたい人間に近かったようで、興奮すると身長が100メー トルを超えたが、リラックスしている時は20センチ以下になることも あったらしい。 それがオナラプーチンだ。 ここまで書いて、作者はこう思ったことだろう。「くだらねえー!!な にがオナラプーチンだよ、参ったなあー。」と。だが、続けなければな らない。未筆ながらもあえて筆を取った次第である、と言う作者の姿勢 がうかがわれる。 謎の人物、オナラプーチンはロシア皇帝を影で操ったことで有名だ。つ まり、影の使い方がうまかった。影は人間の神経と直結しているため、 それを操縦することによって簡単に人間を操る事が出来る。 近年医学界で話題のため、御存知の方もあることだろう。 ロシア皇帝は完全にオナラプーチンに操られ、彼は実力者として政治に 介入していくのであった。 法律は大抵彼が作った。主な業績として、一日を24時間から42時間 に変更したことなどがあげられる。(オナラプーチン暦)また、一週間 を三日として、そのうち七日は休日にした。 だが、そんな法律を作ったすぐ後に、彼はロシアを去る事になる。 「私はもうすぐ死ぬ。それは、おならによってである。」オナラプーチ ンは、そう予言した。果して予言は的中したのであった。 その日は突然訪れた。なまあたたかく、少し肌寒い日であった。 朝からオナラプーチンは、腹の調子が悪かった。 「どうも腹の調子がすぐれない…もう一度トイレに行かねばならぬ。 イタタ…」 オナラプーチンがイスから立ち上がろうとした時、つい彼はおならをし てしまった。 バン! と言う音が響いた。すさまじい音であった。このおならが、彼の命を奪 うことになるのだ。 ゴゴゴゴゴゴ!! 周囲に轟音が響きわたった。そして、異様な臭気がロシアを包んだ。 複雑な化学反応によって、おならは連鎖反応を引き起こし、大爆発にな ってしまったのである。 ゴゴゴゴゴゴ!! オナラプーチンは宮廷の壁を突き破り、上へ上へと飛んで行った。 その勢いは大気圏を突き抜けるのに充分だった。ぐんぐん上昇していく オナラプーチン。 「誰か、止めてくれ!」と言う言葉もむなしく、彼は星となる運命から 逃れることは出来なかったのであった。 ロシア国民は、どんどん小さくなって行くオナラプーチンを見送った。 「ハラショー!」と言う声があがる。飛んで行くオナラプーチンは、疲 れきったロシア国民に、宇宙への夢と希望を与えた。 オナラプーチンは星になった。 夜空にひときわ明るく輝く星があれば、それはひょっとしたらオナラプ ーチンかもしれない。明け方が発見しやすいので、写真を撮るのも一興 であろう。 END
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