空中分解2 #0973の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
マリファナといえば、私は日本でも吸ったことがある。 日本だって、吸っている人は、昔から吸っているのです。 北海道や長野あたりに、自然に生えているのを取ってきて、乾かして吸うので す。あのあたりには、いくらでも生えています。 だから、大麻草を見分ける眼を持っているひとは、昔からいくらでも吸って いたものです。 私が吸った奴は、効かなかったな。 十人ほどで車座になり、一本のマリファナタバコを回し飲みしたのですが、あ んまりすっちゃ悪いと思うもんだから、吸い込む量を減らしてしまう。 量も少ないし、マリファナの質も悪かったようだ。ほとんど効かなかった。 ただの草の煙を吸っているだけ、という感じだった。 マリファナを吸ってオナニーすると、気持ちがいいんですよね。 射精する前のちりちりする感じ、射精の時の快感、あれが一瞬ではなく、数分 は続く感じになるのです。 時間が引き延ばされるのですね。 オナニーでこんなにいいのなら、セックスならもっといいんじゃないか、と 思うでしょ。 ところが、これは駄目。 セックスは刺激が強すぎて、マリファナによる酔いが切れてしまうんです。 しらふに戻ってしまう。 阿片ならどうだろう、コカインなら、ヘロインは、、、 ということは、私も考えましたが、実行はしませんでしたね。 カトマンズあたりなら、どれも簡単に手に入るんですけど。 マリファナが恐いのは、このようにエスカレートする可能性があることです ね。 今まで私は、阿片とLSDをそれぞれ一回やったことがありますが、それ以 上のことをやる度胸はなかった。 アメリカあたりに行った人は、マリファナやコカインくらい、結構やってい るはずなんだけれどな。でもそれを言うと、社会的身分というやつにヒビがは いるんで、皆言えないんだと思う。 私なんか、ヒビがはいるような社会的身分というやつがないから、平気で言 ってしまう。 単に嗜好品としてマリファナをみた場合、その害は少なくともタバコや酒と 同程度ではないか。それ以上の害があるということはない。 それなのに、片方は国家の保証付で堂々と売り出され、片ほうはこそこそ吸わ れている。まことに変なことであるな。 去年のタイ旅行から早一年か。 時の流れのなんと早いことだろう。 小学校時代の一年なんて、永遠の長さのように思えたものだけれど。 今は、アッ、と言っていううちにたってしまう。 そういえば、あの時頭にケガをした。坊主頭にした時に見ると、くっきりそ の後が残っていた。 あれは、女性とナニしようと、いそいそ出かけたときに起きたんだよね。 ご承知のように、バンコクにはその手の設備がたくさんある。 日本から輸出されたと思えるソープランドもあるし、茶室という、割りと下級 の売春宿もある。 私が行こうとしたのは、中華街にある中級クラスの売春宿だった。ちょうど 日本のモーテルに似たかんじの建物だ。あるいはホテルそのものという感じの ところもある。 どういうわけか、223とか445とか、店名が数字の所が多かった。 中に入り、一室に案内されてると、女の子たちが五〜六人かたまってあらわれ る。その中に気に入った娘がいると、その娘を連れて別室に行く。 気にいらないと、次の娘たちがやってくる。 彼女たちの値段は、私がバンコクにいた七〜八年前で二百バーツだった。 二千円といったところだろうか。 この値段、現在もさして変わってないはずである。円高になった分、むしろ安 くなっているかもしれない。 むろん日本とくらべれば大安である。 バンコクというのは、世界一周貧乏旅行しようという者たちが、まず足を踏 み入れるところである。ところが、来てみると、そこにはその手の女がたくさ んいて、しかも安い。狂喜して連日連夜遊びまくる。ハッと気がつくと、すっ からかんになっている。そこで、しおしおと帰国することになる。 これは、けっして例外的な話ではない。そんな人が結構いたものだ。 えっ、私。私はそんなに遊んでいませんよ。品行方正だもの。 うそでーす。 いやいや、あんまり遊んでいないのは本当です。 なんとなれば、まず安いといっても、六百円の安宿に泊まっている身としては 高い。二千円といえば、インドなら四〜五日は楽に暮らせる金額ですからね。 一日でも長く旅するのがモットーの私には、とてもホイホイだせる金額では ない。 しかしなにより病気が恐いことが大きい。 彼女らは、まず病気持ちと思って間違いない。淋病なら注射一本で直るからい いが、梅毒なぞにかかったら、一生もんですよ。 もちろんコンドームで十分防御はしてるにしろ、なめたりしたら、アウト。 そのほかチンチンの先がとろとろに溶けるという、ローソク病という性病もあ る。あーこわ。 こんなんかかって日本に帰ったら、ユキに張り飛ばされちゃう。 それと、やはり女を金で買って抱くのは間違いのような気がしますね。(と 白々しく言う) いやなにも道学者ぶるつもりはない。 純粋に快感の問題として言うのだが、好きでもない女を抱いても後で虚しい気 分になるだけだ。射精の瞬間の快感さえ、好きな女の中に発射する時の快感に くらべたら、だいぶ差があるような気がする。 と言いつつ、けっこう女を買って遊んでいたのだから、ここでこれ以上言う のはやめておこう。 えーと、何だったっけ。 あ、そうそう、怪我の話だった。 中華街のめざすホテルに行くため、バスに乗った。座席がひとつ空いていたた め座ろうとして中腰になった。その時バスが発車した。その反動でつんのめっ てこけた。車体にコンという感じで頭をぶつけた。コンであって、ゴンでもガ ンでもない。軽く触っただけの感じだった。 ところがしばらくすると、額に血がタラーと流れてきた。 ワッと驚いたがどうすることもできない。 次のバスストップで止まったとき、まわりの人々が、「ホスピタル、ホスピ タル」とさかんに目の前の大きな建物を指差して言う。 運がいいというか、なんというか、それは陸軍病院だった。 さっそく駆け込んで治療してもらった。一針縫って、念のため破傷風の注射 もしてもらった。無料だった。 さて病院を出てきたものの、もはやソノ気はすっかり失せている。さすがの 私も、頭を縫った後ナニをしに行く気にはなれなかった。 結局中華街をうろうろしただけで、自分のホテルに帰った。 以上が頭を怪我した顛末です。 タイ旅行をした後すぐ書こうと思ったのですが、ナニがナニですから、躊躇し ておったのです。 でも文章を書くということは、要するに文章の上でストリップするようなも のですから、恥も外聞もないことなのだと気がついたのです。 そこで、今回公開することにしたというわけです。 しかし考えてみると、ひょっとして、ユキかKEMEあたりが念力を送って いたのかもしれないなと思う今日この頃。
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