空中分解2 #0882の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
∴ この話の思い ∴ この話にはいろいろな思い、及び実話が含まれています。一つ、一つ紹介して いきましょう。 まず話の舞台になっていますこの山奥の家と広大な墓地という設定ですが、小 学校の頃にとある先生から話してもらった怪談で使われていたものを、ほぼその まま用いさせていただきました。話して下さった先生は「本当の話」と仰ってま したが、その真偽のほどは確かではありません。ただ、その巧みな先生の話術に すっかり魅入らされ、その時の話はいまでも脳裏にくっきりと浮かび上がらせる ことができ、この話を考え出したときにも「設定はこれしかない」と思わせるも のが、その先生の話の中にはありました。話の筋はまったく違いますが、この広 大な墓地という設定は恐いというよりも、どこか壮大だと思いませんか? 美里の怪談もまた、事実です。読まれた中には、あまり恐くない怪談でやや不 満に感じた方もいらっしゃるかとも思いますが、この話で確かめてみたかったこ とは、恐さ、ではなく、あたりの風景が頭の中にざっと広がるような、そんな文 を書いてみたかったため、なので、あえてこのように、恐くないがしかしその時 の様子を想像させるような怪談、を選んできたのです。怪談話はかなりストック があり、身の毛が弥立つような恐い話もあるにはあるのですが、今回はこんな話 を持ち出してきたというわけです。もう一度いいます。この話は事実です。 そして、京都の山奥で綾が育ったという設定。これは僕の思いです。自分は名 古屋で育ち、親族はほとんど東京に住んでいます。どちらも田舎とは呼べないと ころです。ですが、自分の子供にはできることなら −−−− 少なくとも幼 代ぐらいは −−−− 田舎において自然と共に過ごさせてやりたいのです。 も、ただの田舎ではなく、日本というモノがいまだそのままにして残っている奈 良か京都における、どこかにおいて、です。しかし前述の通り、この2箇所に拠 点となるようもものはいっさいなく、こんな夢も実現せずに終わってしまうこと でしょう。 田舎の広めの土地にやや広めの木造の家を立て、子供達を自由に遊ばせて、そ して親戚や祖父祖母だけでなく、友達などもふと近くを寄った程度の気持ちで訪 れてくれて、人の往来の激しい賑やかな、一族の帰るべき家…………そんな夢の ようなものを想像してしまい、綾という人物にすませたかったのです。 あと、みずきという流産してしまった弟の話ですが、これは僕の状況です。流 産ではなく、やむなくおろしたのですが、僕にはあと二人の兄弟ができるはずだ ったそうです。まだ弟か妹か解らぬ時におろしてしまったので、どちらでもかま わないような名前をつけ、二人を供養したのだという話を高校の二年頃、話され ました。 ショックでした。兄弟は姉だけだと思っていた自分に、もう二人も兄弟がいた という事実は、いろいろな意味で強く心に残りました。そして、思ったのです。 会ってみたい………と。それが、みずきの原型です。 他にも沢山ありますが、打ち明けるのはこれぐらいにしておきます。 稚拙な文のため、伝えたいことが半分も伝わらないだろうとは思いますが、で きたらゆっくりと読んで、少しでも気持ちをくみ取っていただけたら幸いです。 (^_^)
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