空中分解2 #0629の修正
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残暑が厳しくて誰もがふうふう言っているというのに紺のス−ツを着込んで 汗ひとつかかないその依頼主が帰ったあと、私は空地先生の部屋に入った。 「そうでしょうか」 私は、その客が入ってくるなり何かウサン臭いものを感じたのだった。まあ、 良い。私の゛勘゛は当たるのだ。 「で、どんな仕事の依頼だったんですか」 私はお茶を片付けながら聞いた。 「うん。何か遺産相続をめぐるトラブルが起きているのだが、死んだ者が残した 遺言状さえあれば決着はすぐつくというのに、その遺言状がなかなか手に入らな いというのだよ」 「なんですか、それ」 「うむ。遺言状は金庫に入っているのは分かっているのだが、それなのに誰もそ れを見ることが出来ない、と言うんだ」 「さっぱり話が見えませんね」 「そうなんだ。依頼主の話ではね」 遺言状が金庫に入っているのは間違いない。そして金庫を開けるダイヤルの組 合せも解っている。ところが、ある決められた日に、その日限りのダイヤルの組 合せで開けないと、中に仕掛けてある火薬が爆発し遺言状は灰になってしまうと いうのである。その「決められた日」と「その日限りのダイヤルの番号」が誰に も分からないというのであった。 私は、空地先生の話を聞いていてある予感に襲われた。もしかしたら・・・。 「小林くん、お茶」 始まった。 「それでね、手がかりが一つだけある。それがこれなんだよ」 空地先生は、私の目の前に一枚の紙きれを広げた。 「先生。もしかして、これあれですか」 「ピンポ−ン」 「うえ−っ、またですかあ」 私の予感は見事的中した。あの客のことだからこんな事だと思った。虫の知ら せというのだろうか。その客がくる前に朝刊に目を通していたら、家庭欄に「カ ビは健康に良い」という記事があった。 それで私は、流しの水切りに残っていたお茶殻に少しカビが生えていたので、 それを少しばかり去年もらった新茶に混ぜてその客に出しておいたのだった。 私がぶつぶつ言っているのに構わず、空地先生はもうこっちのものだ、といわ んばかりに顔をくちゃくちゃにさせていた。 「この、何か詩のようなものが指定された日時を、そして下の数学の計算式のよ うなものがダイヤルの番号を暗号にしたものらしい」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『月の上るは十二時頃であろうという暮方、青い光を帯びた星の姿を南 の方の空に望んだ。東の空には赤い光の星が一つ掛かった。天にはこ の二つの星があるのみだった。』(ある本からの引用) その日、太陽と月が時を等しく分かち合い、私の手足がすべて一つにな った時、歌い始めよ。 −2普i4u)+8(1/2)m=43701 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− さて、そこで問題です。日時と番号をそれぞれ推理して下さい。 ヒント=日時と番号の間にはなんの関係もありません。別々に考えて下さい。 ( u はmの2乗です) なお、「43701」では金庫は開きません。この番号を生かし、 式の左辺をヒントに5ケタのある数字に直して下さい。(またまた サ−ビスし過ぎたかな) 応募方法 宛先= AVJ44084 までメ−ルでお願いします。 締切= 9月29日(土) 夜 8時 なお一人一解答までとし、日時と番号の両方について当たった場合の み正解とします。もちろん、推理内容についても明記のこと。 賞品 正解者の中から2名まで素敵なテレホンカ−ド(500円相当)をプ 以上
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