空中分解2 #0490の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
コシノジュンコのイメージ Part 1 水着だった。 黒いレースの水着。 ”すごい!”と 私は思った。 ”着てみる?”と 制作者である母が言った。 ”え゛ー・・・”私は思わず後込みをした。 まだ10代だった私には、ちょっと大胆すぎる気がした。 それでも”記念に”と、着てみた。 背が低くて童顔の私に、お世辞にも”似合っている”とは言えないで、ちょっ と丈のダブついたところをつまみながら、母は苦笑した。 Part 2 ”困ったわね・・・”母が呟いた。 テーブルの上には1枚のカラフルな魚の絵がのっていた。 ”なにこれ?”学校から帰った私は、鞄を置くなり尋ねた。 ”この絵を背中に大きく編み込めって・・・” 母はため息まじりに答えた。 ”ただいまぁ”そこへ妹が帰ってきた。 ”あ、なに なに ?” 業が始まった。 妹が大きな紙に魚の絵を写した。 それから母とで編み目に合わせた升目を入れた。 編み上げたのはもちろん母である。 私はといえば、単なる見物人でしかなかった。 それから暫くしたある日、私はその魚のニットを家にあった某雑誌の広告で見 た。 作品には”コシノジュンコ、××を編む”と、毛糸メーカーのコピーがくっつ いていたのだが、何と”コシノジュンコ”の部分にマジックで線が引かれてお り、さらにその横には母の名前がなぐり書きしてあった。
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