空中分解2 #0482の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
卒業アルバムのページをゆっくりとめくる。 きみはいつもそこで微笑んでいる。 僕にはその笑顔が天使の微笑みようにさえ見える。 きみはいつもここにいるもんね。 いつまでも変わらない美しさのままで「「。 ☆ 突然の別れだった。 卒業式の帰りにきみは僕の目の前で、死んだ。 どうすることもできなかった。 僕に、少しの勇気でもあれば、突進してくる車に立ち向かえたかもしれない。 だけど、僕はきみがはねられるのを、ただ、なにもできずに見ているだけだった。 ぼう然と立ちすくみ、ただ、どうすることも無く、血だらけのきみを見つめていた。 綺麗だったよ「「。 不思議にそう思った。 血が真っ赤なルージュのように、きみの唇を赤に染めている。 きみは僕に何かを言おうとしたの? 僕の方を見つめ、軽く唇をひらき、そして血を吐いて動かなくなった。 僕はきみが好きだったんだよ。 言えなかったけど。 きみは僕のことをどう思っていたの? 聞けなかったけど。 ただ、最後に僕の方を見て息を引き取った時、軽く瞳で微笑んだような気がした。 それだけがただ嬉しくて。 突然の別れと、突然の喜びが、僕の頬を濡らして行く。 きみの美しさを、いつまでも瞳に焼き付けていたいと僕は思った「「。 END.
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「空中分解2」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE