CFM「空中分解」 #1412の修正
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幽霊パニック …森と泉と神殿と (オリンポス物語第一話) 舞火 森谷せいき大尉:アレス(戦闘科)所属の暴れん坊。体術はピカ一。 神野舞香少尉 :アテナ(戦略科)所属の天才戦略家。 笹山ユーキ少尉:ヘイパイトス(技術科)所属の天才メカニックマン。 ジャミー(少尉):アルテミス(レーダー)所属の紅い瞳のミュータント。遠隔透視能 力者で美人。 ミラルカ(正看護婦):アフロディテ(医務科)所属。並外れた勘の良さ。不思議な雰 意気を持つ。 アメリア(曹長):ヘスチア(生産コンピューター科)所属。特A級プログラマー。お となしい人。 サムス(中尉):ヘイパイトス(コンピューター科)所属。特A級システムエンジニア。 大人です。 マサト(少尉):アポロン(分析科)所属。ESP非認知力(気流視認能力)を持つ。 脳天気。 サキ(少将):ゼウスの秘書官にして知恵袋。時には参謀の任にも就く。マサトの姉。 二十九才の若さ。 ゼウス(大将):本名ランドルフ・シンプソン。オリンポスの偉大なる司令官である。 月桂樹、ミルテ、鉄、竪琴、etc.:全てオリンポスのコンピューター。 『オリンポス』『大農場』『工場』『訓練センター』『パルテノン』etc. :以上、オリンポスの各ブロックの名称。 ************************************** 幽霊パニック …森と泉と神殿と (オリンポス物語第一話) 舞火 オリンポスに入りし者が必ず目にする、巨大な石碑がある。 そこに刻まれている言葉。 即ち。 古代ギリシアにおいて 『神』とは、神聖,不可欠なものであった 人々は、まず神に祈りを捧げ 犠牲を捧げ 神の声−−即ち、『神託』を欲した 人々は『神託』に喜び、恐れ、嘆いた 何故なら、『神託』は、決して外れることがなかったから 『神託』を欲した人々が赴いた場所は二つある 即ち 大神ゼウスの聖なる地『ドドナの森』 また一つ 輝ける青年神アポローンの聖なる地『デルフォイ』 人々はいついかなる時でも ことに、苦難に達した時、神に祈る 『神託』を伺わんために 過去においても また 未来においても オリンポスの誕生を記念し、ここに記す オリンポス 初代ゼウス アウリエス・ランバス <Β> 「くわっ、がはははははは、かかか」 先刻から豪快といおうか、アホといおうか、何にせよ滅茶苦茶な笑いが、食堂一杯に 響いていた。 「ゆ、幽霊だとぉ、このオリンポスにかぁ」 こいつ、大口を開けてそっくり返って笑い続けていた。 必然的に衆目を集めているのだが、この御仁全く気付いていない。 そうこうするうちに、そっくり返りすぎたか、音を立ててすっ転んだ。 「い、いたた」 その時、はじめて、その男は周りの視線に気がついた。「ん?」 男は頭をさすりつつ、いぶかしげに首をかしげる。 普段なら、ドッと笑いが巻き起こる筈なのに……。 が、こけた男は椅子に座りなおると、不思議そうに視線を巡らした後、すぐさま前に 座っている男との会話を再開させる。 どうやら、この男は物事をというものをあまり深く考えない質らしい。 「見間違いだろ」 「見間違いとは考えられない位、大勢の奴が見てんだ。事実だよ」 「ど−せ、何かと間違えたに決まってら」 そう言ってから、やっと、この御仁は四方から来ている視線が異様なまでにきついの に気が付いた。憎悪すら混じってんではないかと思える程のきつい、冷た−い視線。 「なっ……」 決して鈍い訳ではない筈だが、やっと、自分が口走った言葉の重大さに気付いたよう だ。 「これだけ証人がいるんだよ、既に」その男はニタッと笑って、せいきに冷やかな眼差 しを向けた。 まがりなりにも食堂である。しかも、千人収容可能の並じゃない食堂である。その中 の数百人が視線を投げかけている。 <続く>
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