CFM「空中分解」 #1366の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
あたしがBBSにアクセスしていると、運の良いことに、Freeのボードで、 3日後ミーティングがあるという(ミィーティングとは、交流会のことで、NET 上の人と知り合ったりする、有効な場のことを言うんだよ)、あたしのハンドルネ ームは那奈(一応正体がばれたらやばいから、那奈と由美のID、別々にしたんだ)、 変身すると、なにか、不思議な魅力のある書き込みができるんだ、それで、あたし は、はじめましてと、ミィーティングに参加したい等の書き込みをして、取りあえ ずはNETから抜けた。 「那奈、そろそろコンピューターにもなれたみたいだな」 プチとポポが肩に乗り、ディスプレイを覗き込んでいた。 「ええ、大体キーボードも、一通り‥‥とまではいかないけど、覚えたわよ」 「でも、ミーティングなんかに参加しちゃって大丈夫なの?、智広君も参加するか もしれないわよ」 「大丈夫、あたしは用事があるって言えばいいし、大体那奈の姿で言ったらわかん ないわよ」 「くれぐれもいっとくけどな、変身するとこや、由美が那奈であるということは、 誰にも知られたらいけないんだぞ、もしばれたら魔法の効力がなくなっちゃうからな」 「そうよ、気をつけてね」 「ええ」 あたしは小さくあくびをした、そして何気なく机の上を見ると‥‥。 「あ〜、いっけない!」 「え?、え?、え?、なんだなんだ???」 「宿題やるの忘れてたっ!」 今日、本当は智広に教えてもらおうと思ってたのに‥‥。 「あ〜あ、まあいいか‥‥、あした千恵美ちゃんにでも教えてもらおっと!」 ☆そして、ミーティング当日 とりあえず、あたしは那奈の姿に変身し、ミーティングの集合場所へと向かった。 集合場所には4人の男の人(なかに智広もいた)と、3人の女の人がいた。 「あの‥‥すいませんが、プランニングNETの方たちでしょうか?」 「え、そうですよ、あなたは‥‥?」 長身の格好の良い人がそう答えた。 「あ、はじめまして、那奈って言います」 「あ、僕はこういう者です、よろしく!」 そういうと、その男の人は一枚の名刺をくれた。えっと、プランニング・どりぃ む社長、岡田光男!??? 「おもってた通り、美しい人だ、よかったらうちのBBSのマスコット・ガールと して、デビューしませんか?」 え゛?、え゛!?、あたしがデビュー???、そんな、どうしよう‥‥。 「そんな‥‥」 「いやぁ、すぐに返事をってわけじゃあないですから、よく考えてから、電子MA ILでも、プロダクションの方に電話でもいいですから連絡をくださいね」 「あ‥‥はい」 「とにかくこれで、みんなそろった訳だ、それじゃあ移動しようか」 あたしたちは、集会をするお店へと向かった。 ☆ とにかく、ごたごたはあったが、一応無事、ミーティングは終了した。 あたしは家に帰ると、プチとポポにプランニング・どりーむの社長さんにスカウ トされたことを話した。 「いいじゃん、やりなよ、せっかくの魔法、活用しなきゃ」 「そうよ、別に困ることはないでしょ?」 「そうね‥‥、面白そうだし‥‥やろか?」 「頑張ってね!」 あたしは、とりあえずプランニング・NETにアクセスし、岡田のところへMA ILを送った。 ”文章名:OKです。 とにかく、今日の話、OKですのでよろしく! アクセス那奈” 「でも、いいのかなー」 「いいんじゃない?、チャンスがあればのらなきゃソンよ!」 「しかし‥‥つかれたー‥‥寝ようっと!」 ★ 次の日に、プランニング・NETにアクセスすると、早速岡田さんから返事が来 ていた。 ”文章名:それじゃあ‥‥ 今日にでも、プランニング・どりぃむの、スタジオの方に来てもらえますか? 細かいことを話したいと思いますので‥‥ 岡田光男” 今日!?、まあいいか‥‥、学校から帰ってから行こうっと。 「えっと、今日の時間割りは‥‥と、国・社・理・家庭科・体育か‥‥体育やだな」 そんなことをぶつぶつといいながら、あたしは鞄に教科書、ノート、体操服を押し 込んで、2階のお店のほうへと降りて行った。 「おかーさん、御飯は?」 「トーストでいい?」 「うん、トーストとコーヒーね」 「はいはい」 お母さんは、店の準備の手を止めて、トーストを焼き、コーヒーを入れてくれた。 「いっただきまーす!」 うちのトーストは天下一品、なんてったってお父さんが焼いてくれるんだもんね。 うん、美味しい! そんなことを考えながらトーストを食べていると、いつのまにか8:00になっ ていた。 「げ、もう8:00?、やば‥‥」 あたしは3階の自分の部屋に戻ると鞄を取って駆け足で、階段を降りていった。 「いってきまーす!」 きょうも朝から暖かい、寒いの苦手だからこんな日は嬉しいんてだよなー。 海沿いの道をしばらく歩くと、智広が待っている公園に着いた。 「遅い!」 智広はあたしの姿を見つけるなりそういった。 「ごめんごめん、さあ、いそがなきゃ遅刻するよ!」 あたしたちは、学校にむかいながら、プランニングNETのことについて話し合 った。 「それで、昨日ミーティングにいってきたんだけどな、那奈さんっていうのがきれ いなんだよなー、うん」 あはは、那奈があたしだってことに気がついて無いみたい、もっとも気がついた らやばいんだけどね。 「へー、そーなんだ」 「うん、それでプランニング・どりぃむの社長さんがきててさ、スカウトしたんだ ぜ、もしデビューでもしたら、俺ファンになるぞ!」 「ふ〜ん」 そんなことを話しながらあるいていると、我等が学校、市立森木林総合学園が見 えて来た。 この学校は、幼稚園から大学までのエスカレーター式で上がれる学校で(もちろ ん一応試験はあるんだけどね)、あたしが小学部、智広が中等部でに行っているの である。 「それじゃあ、またあとでね」 「ああ、ばいばい」 そして、あたしは小学部、智広が中等部の校舎へと向かった。 (つづく)
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