CFM「空中分解」 #1336の修正
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元旦は,午前0時のおとずれとともに初詣にいく.これが毎年の私の習慣だ. 「さて,今年はどこの神社をお参りしようか...」 今年はなるべく無難な年にしたい,そんな気持ちを込めて今年は去年と同じ所をお 参りすることにした. 去年もこの鳥居をくぐったな...そんなことを思いだしながら鳥居をくぐる. 「そういえば,あそこで,にこやかなおばあさんが焼き饅頭を売ってたっけ,私はそ れを買って食べた.おいしかったな...」 その場所に行くと,あのときのおばあさんは今年も焼き饅頭を売っていた.私はな んだかすごくうれしくなって,去年と同じように焼き饅頭をおばさんから買って食べ た. 「う〜ん,やっぱりおいしい.」 私は百円玉ひとつと,ご縁があるようにと五円玉ひとつをなげてお祈りした. 「今年も,去年と同じような無難な年になりますように...」 家に戻ったときには,午前2時になっていた. 「さて,ひと眠りしようか.」 去年も,そうだった.目が覚めた頃には年賀状も届くだろう... 目が覚めたときには12時になっていた.私は郵便受けに行って年賀状をとると, さっそくその一枚を読んだ. 「あいつめ,去年と同じ版画つかってやがる...手を抜いてるな.」 最初はそう思った.そして,また別の一枚を読む. 「なんだなんだ,これは去年の年賀状ではないか.」 よく見ると,すべての年賀状が去年のものだ. 「神様よ,私に無難な年だった去年をもういちど繰り返せと言うのか...」 私はあわてた.そして,百円玉ふたつと五円玉ふたつをにぎりしめて神社に向かっ て走った.鳥居をくぐろうとしたとき,私は石につまずいて百円玉と五円玉が手から 離れた... 「あっ!」 その瞬間,私はもういちど目が覚めた. 「なんだ?いまのは夢か?」 私は真っ先に郵便受けまで走っていき,年賀状をとりだして年号を確かめた. 「よかった...」 私はほっとした. 「どうやら,今年は去年のような無難な年にはなりそうもないな...」 (完) アララ
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