CFM「空中分解」 #1312の修正
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学校の屋上。 遠くで、砂嵐。 誰かが溺れてる。 きっと、多分。 確信に、近い。 「おい、李下ちゃん」 ぱすっと、背中を叩かれた。慌てて振り向いたら、後ろに五島がいた。 「何だ。柘斗か」 僕の、「何だ」という言葉のせいで、極めてむっとしたような表情をした。 「何だ、は、ないだろ」 「そっちこそ、「李下ちゃん」たあなんだよ」 くすっと、柘斗は笑う。金網によっかかりながら。 嫌いだ。 この笑い方。 自分の業を背負いきれず、抱えきれずにいる僕には。 できないよ。 「相変わらず、諸井のこと嫌いなんだな」 「当り前」 「おまえ、さあ。最近、大人嫌いが激しいな。「「てゆーか、人間嫌いが、か」 どきん。 「早いうち、治せよ。本当は、俺のことも信じてないんだろ?じゃれあってても、 本当はそんなの軽蔑してるんだろ」 鼓動が。 「そんなの、つまんないから。早く、止めろよ」 早い。 「っていっても、これも、内心ばかにしてるのかな」 遠くで。 砂の嵐。 溺れてる。 足を取られて。 抜け出せない、砂の海。 永久に苦しむ。 救いを求めて。 親友面してる、柘斗。 何も君には解らない。 絶対に理解できない。 病める魂は何処に行くのか。 「秋穂によろしく」 遠くで。 砂の海。 こころも体も。 永遠の今を、求める人々。 ひしめきあって、溺れてるから…… −−聞こえるのは、コンクリートの鼓動。 冷たい灰色の塊が、脈を打つ。 誰にも聞こえない。 人工物が何を望むか。 人には解らない。 君には解らない。 僕にも解らない。 あれは、間違えだったのか。 ただ一度の過ちを。 忘れることすら出来ずに、海に溺れる僕が。 (またまた続くぞ) アンゴラ
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