CFM「空中分解」 #1263の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
「あら、だって、いい記念になるじゃない。二人の初体験の……。」 「てめぇら、いい加減にしやがれ!」 「きゃあ!」 健司は完全に堪忍袋の緒が切れたらしい。ま、半分は照れのせいもあるん だろうけど、真っ赤になって茂と由香ちゃんを追っかけてる。 こうなると、どういうわけか茂も由香ちゃんも足が早くて、スポーツ万能 の筈の健司も追いつけないでいる。 僕は、とてもじゃないけど、あんな追い駆けっこには追いつけないし、そ れに、あの二人には呆れてモノも言えない。まったく、何やってんだか。 でも、僕と健司がそうだったように、好きとか嫌いとかなんて関係のない、 単なる友人の筈が、いつの間にか大切な人になるってこともあるから、あの 二人だって、いずれは、そうなるかもしれない。いや、多分、そうなるだろ うな。 そしたら、今度は僕と健司が、そのシーンを撮ってやるから、二人とも首 を洗って待ってなよ。 「うーっ。」 なんか、いつの間にか変なこと考えてたので、一度、頭を振って、頭の中 のモヤモヤを吹き飛ばした。 ねえ、健司。さっきは雰囲気で、あんなことになっちゃったけどさ、本当 は、あそこで終わって良かったなあって思ってるんだ。だってまだ、さっき みたいに胸を触られるだけでも恥ずかしいんだもん。でもね、やっぱり健司 が一番好きなんだ。だからね、いつか……。 頭の中で、そう呟きかけて、慌ててもう一度頭を振る。 「ふう。」 変な気分を一新するため、そして、多分まだ赤いままになっているに違い ない顔を元に戻すために、大きく深呼吸をして、ため息まじりの息を吐き出 す。 「まったく、もう……。」 既に日が落ちて、少しづつ暗くなり始めた砂浜で、まだしつこく続いてい る三人の追い駆けっこを、僕はコンクリートの石段に座ったまま頬杖をつい て、半ば呆れながらも、幸せな気分でずっと見つめていた。 −−− 八章 終わり −−− −−− トゥウィンズ・2 終わり −−− これで全部です。やっと終わりました。 ここまで読んでくれた方、本当にお疲れさまでした。 電話料金、及び歩合制の方のPC−VAN使用料金を上げてしまったこと を深くお詫び致します。(^_^) (実は、単にお詫びして、それでおしまいという話もあったりする。) そして、こんなとんでもないものを最後まで読んで下さったことに対し、 深く感謝致します。ありがとうございました。 あるてみす
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