CFM「空中分解」 #1192の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
ベッドの中であたしは目覚めた。だるい感触が頭の中をかけめぐるが、いつもの事 だ。もう慣れた。目覚めて半身を起こすと同時に、部屋のモワッとした臭いが頭を突 いてくる、あたしは構わずにベッドを立ち上がる。もうれつな「「めまい?「「そん な感触が頭から全身へと駆け巡り、たまらずあたしは床に膝からカクンといった感じ で倒れ込み顔が床いっぱいに落ちているゴミに突っ込む。グシャ。粘液状となってい る物体が顔を覆い、体もそのゴミでベトベトになっている。めまいの感触はまだかす かに続いている。あたしはそのまま起き上がらずにゴミをペロッとなめる。苦いよう な唐いような変な味だがジーンと頭に何かがこみ上げあたしは、グッグッとゴミをだ きしめた。めまいの感覚とゴミの味の感触とがミックスされて、頭の中がグルグルと 廻り始める。好きなのだ。この感触が。あたしは。ググーッとしばらくその感触に浸 ってから起き上がる、体中が汗と汚れでベチャベチャしているし自慢のロング・ヘア もだいなしだ。あたしは台所へいって蛇口をひねった。チョロチョロとしか出ない水 を桶にためてからザバッと頭から数回かぶる。床が水浸しになるが、すぐに床のゴミ が水をすいとって上をあるくどグチュッグチュッと音がなる。あんがい好きなんだ。 あたし。こーゆー音が。とりあえず体を水で洗ったあたしは今日の洋服を決める。い っばいあるから困る。山積みにされてるのからちゃんと、ハンガーにかけてあるのを あわせれば、うーむ毎日変えても一ヶ月は違うのを着れるな。適当にゴソゴソと探し て上からかぶった。途中でゴミに足をとられてお尻から転んでしまう、ベチャと服が 汚れたがどうせまたすぐに汚れちゃうんだ。気にしない。今日は赤いトレーナーとG パンとする、めんどくさいから下着は何もつけない。と、グーッとおなかが鳴る。さ て、朝ゴハンにしましょっと。ゴミの上を歩いて部屋の隅にいく。頑丈な鉄パイプに つなげてあるあたしの朝ゴハンさん。あ、起きてるな。目をパッチリとあけて壁の方 に逃げようとしている。ばかねー逃げられっこないじゃないの。ヒーヒーと何か叫ん でいるけど何いってるか判らない。そりゃそーよ、あんまりうるさいもんだから昨夜 あたしが喉を潰しといたんだもんね。あたしが近付くとバタバタあばれて逃げようし たりあたしに殴りかかってきたりした。かーわいいんだぁ。あたし朝ゴハンさんの右 腕を握りひねって引っ張る。ゴキッという音と共に肘から先が取れてシャーと血が流 れ出し、床に溜っていく。朝ゴハンさんあわてて左腕でなくなった右腕の所を押さえ ようとした、うーん、やっぱりちょっとは痛いんだろうな。でも、あたしだって空腹 なんだ。あたし朝ゴハンさんの頭を両手でシッカリもっとかぶりついた。やっぱりあ たしは眼球が一番すきだ。トロッとしてて歯応えもあるし。右眼だけ最初たべる。左 眼はデザートにとっておく。バタバタと暴れる体を押さえて次におなから手を差し込 む。湧き出るように血がふきだした。えーぃ、じゃまだ。あたしは構わずにグイッと 開かせ、腸を引っ張りだしたあいかわらずながーいんだ。これ。引いても引いてもい っくらでもあるみたい。腸を取って肺も取って、あたしはまず肝臓にむしゃぶりつい た。朝ゴハンさんがヒクヒクと、ケイレンしてる。生温かいものが血の他にあたしの 下半身についたと思ったら、ヤッダー、おもらししてるじゃない。朝ゴハンさん。わ っ大きい方も。ま、いいか。あたしは排気物を手でとって腸と一緒に横の床へほっぽ り投げ朝ゴハンを進めることにした。 朝ゴハンさんはいつのまにか、ピクリとも動かなくなった。首あたりをあたしが食 べたときにブシューッと血がものすごい勢いで吹き出した頃からだったかな?あたし はデザートの左眼を食べてとりあえず朝ゴハンを終らした。動かなくなった朝ゴハン さんをよっこらしょっと別の場所に移動させておく。頭とか食べ残しちゃったけど。 ま、これはオヤツにとっときましょっと!あたしはますます赤くなっとトレーナーの (あたしの服は赤系統が多いけどどうしてだろ?)血と汚れを他の巾でちょっと拭い た。ついでに顔とかも。しばらく食休みをしてからあたしは外に出ることにした。 外にでるとあたしはいつもみんなの所にいく。みんなはいっつも何人かでかたまっ て住んでるみたい。一人暮らしはあたしだけ。みんなっていってもね、あたしと体形 が似ている人もいるし、ちょっと違うなーって人もいる。割合は半々位。あたしがい くと恥ずかしいのかどうか知らないけど、みーんな逃げちゃうの。追いかけっこがみ んな好きなのかな? あたしが始めのうちは、何人かあたしに向かって刃物や棒なん か持って、襲いかかって来たりしたのね。これって危ないわよねー?グサッてささっ たりして、でも、まぁすぐにあたしの体は治っちゃうからいいけど。あぶないよって あたしがお返しにポカッて殴ると、その人の殴った場所がクシャッて潰れちゃうんだ。 ま、あれくらいなら直ぐ治るよね? あたしが治るんだもん。 ね? 最近はその事に飽きたのかみんなあたしに襲ってこなくなった。逃げまどったり、 それから何人かは膝まずいたりする人もいるんだ。あたしってそんなに偉い? で、今日も何人かは膝まずいてあたしを迎えてくれた。なかなか悪い気分じゃない な、これって。一人が「「あたしと体形が違う方の人「「あたしの前に進み出てきて 服とか、果物や野菜、それから綺麗な宝石みたいのを差し出した。くれるの?これ? わーっ!うれしーっ! あたしは大喜びでそれを受け取った。 で、と、それからあたしがみんなの所へ行く度に果物とかその他いろんな物をくれ たり、いろんなもてなしをしてくれるようになったのよ。で、しばらくしてから、そ の日も外に出てみんなの所へ行ってもてなしを受けてたんだけどさ。一人、可愛い人 をみつけたのよ。あたしと体形が似てるような人で、あたしあんまり可愛いもんでそ の人の側に寄って、手をひっぱったわけ。と、みんなが驚いた顔して引き止めるの、 あたしの行動を。なんで止めるの?ねー、なんで?みんなの無数の腕があたしの体を 押さえている。あたしはムラムラッとして振り払った。数回ボキボキッて音が鳴り何 人かの人が腕を押さえて泣いてたような気がする。でも、なによ!あたしはこの人が 可愛いって思ったの。だから手をひっぱったのよ。この人をあたしの所に。可愛いか ら。なんで、なんで邪魔するの?あたしがひっぱってる可愛い人もいつのまにか泣い ていた。あたしがグッと引っ張るとその人はカクッと倒れて、どうやら気を失ったら しい。いつの間にかみんなはあたしから離れていた。あたしは可愛い人を抱え込んで 歩き出した。 可愛い人は眼を覚ました。あたしは自分のベッドの上でごはんを食べてた。可愛い 人は叫び声を上げて突如、あたしとの反対方向へ駆けだした。が、ゴミにつまづいた らしくすぐに倒れた。あたしが近寄ると脚を引きずりながら遠ざかっていってる。見 れば脚から血がドクドクと出てる、ゴミの中の骨でも突き刺さったのかな?あたしは ちょっと近付いて脚を持ってあげた。可愛いひとは泣き叫んで顔がグチュグチュにな っている。あたしが涙を舌でペロペロとなめてあげても次から次えと涙が溢れ出てき りがない。可愛いひとは顔をそむけようとしてるみたいだ。あたしのことあんまり気 に入っていないのかなぁ?と、眼の前に可愛い人の耳が見えた。あたしはカプリと噛 み付く、可愛い人がビクッとし暴れた。プチッと音と共に可愛い人が倒れ込み耳はあ たしの口の中に残った。可愛い人は耳があった所を両手で押さえゴロゴロと床を転が りながら向こうの壁までいった。あたしが寄ろうとすると回りのゴミを手にとってブ ンブンと投げつけてくる。が、大半はあたしにはあたらず見当違いの方向に軌跡を描 く、そのうちに回りに投げるようなゴミが無くなっても可愛い人はひたすら投げるよ うな仕種をし続けた。あたしは口にまだあった耳を吐き出して投げ返してあげた。可 愛い人はそれを見ると、耳を手でとって元の場所につける仕種を繰り返し繰り返し行 なっていく。その間にあたしは可愛い人ににじり寄り、暴れる可愛い人にだきついた。 あたしはあなたが好きなの。可愛い人を見るとお腹に骨がグッサリと刺さってた。倒 れた時に刺さったのだろう。血が出ているあたしは可愛そうになって取ってあげると とたんに傷口から血がドボドボと流れ出た。あたしはあわてて口をつけて血を吸って あげた。顔全体が生暖かくなる「「いつの間あたしはその快感に酔いしれたのか可愛 い人のお腹をクチャクチャと噛んでいた。腸や胃やその他の内臓が飛び出ている、可 愛い人はアハハアハハハと天井の方を見つめて笑いながら自分でそのパックリと開い たお腹を両手でグリグリといじくっていた。あ、きっと気持ちいいんだね?どす黒く お腹に溜った血にあたしは再度顔を突っ込み可愛い人の内臓を一つずつ綺麗になめて あげることにした。そのクチャクチャとした音と可愛い人の笑い声が部屋の中で反響 し合いいつまでも響き渡った。 <Fin>
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