CFM「空中分解」 #0964の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
村上君、チョコの方を見て慌てて言う。 「ごめん。あまりにもずうずうしかった。誰か他の奴にあげるつもりだったんだろ? ごめん。俺があんな事いったから・・・。これ食べちゃったけど・・・。」 食べかけのチョコを慌てて包みなおす。 おもわず苦笑。 優しいね。でも誰かにあげようとして振られたのかもしれないんだよ。 「いいの。ほんとになんでもないんだから。むしろそんなに喜んでくれてうれしい。」 「ほんとに?」 「うん。ちょっとはしゃぎすぎの感はあるけどね。さ、もっとどうぞ。」 「ありがと・・・じゃ、もう一口。」 本当においしそうにチョコを頬張っている村上君。あたしは頬杖をついてそんな彼を 暖かい気持ちで見守っていた。 今から考えるとなぜか自分で食べてしまうって事は一度も思わなかったんだよね。不 思議な事に。でも今つくづく自分で食べてしまわなくて良かったなって思う。 美知に乾杯! バレンタインに想いを寄せる乙女たちに乾杯! こんな気持ちになれるのなら、ちょっぴり、ほんのちょっぴりだけどもバレンタイン もいいものかなぁなんて思う。 あたしの未来に乾杯! 今年こそ、今年こそ、心から夢中になれる人。 みつけるぞっ、あたしの半分。 <<Fin.>>
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「CFM「空中分解」」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE