CFM「空中分解」 #0750の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ <特 報> ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「APPLE COMPLEX 第2段」 【巨人達の憂鬱】 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ <背 景> ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 20世紀末、地球人類を襲った「悪夢の日」 以来、半世紀以上に渡って、繰り広げられた人類生存の為の戦い 時は2070年代 南太平洋に築かれた巨大都市、メガロポリス・パシフィック・クイーン 暗い地下で蠢く怪しげな影達 邪悪な計画か? はたまたノアの方舟に匹敵する計画か? 自らを救世主と名乗る謎の人物とは? 強大な魔手が、カズを、そしてノバァを襲う! 優しさとは? 愛とは? 友情とは? 熱血トリオが全世界に送る 超 娯 楽 巨 編 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ < 豪華キャスト勢揃い > ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 主 演:何もしないヒーロー、カズ・コサック 助 演:グラマー女優のノバァ・モリス 助 演:コンピュータカーのカーマイン 新メンバー:新進女優、リン・ウェイを起用! ゲストスター:クラーク・ケントこと、ジョージ・Jr・グローバル ゲストスター:真実の愛に生きる女性に、アンナ・マグレイン 特別出演:ハザウェイ警部 救世主: ? ほか豪華キャスト ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ <アクション> ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「ノバァ、聞いてるかい。これから君を追い越して、前に出るぞ」 「何しようっての。邪魔だよ。一緒にぶつかろうってのかい?」 「カーマインのブレーキでトラックを止める」 「おふざけじゃないよ。二台の車を止めるだけの馬力はないよ」 ノバァのピックアップトラックはカーマインのバンパーを外れ、右車線に飛び込み、 分離帯に真っ直ぐに突っ走っていったのだ。 「止めろ、まだ爆発するぞ」 「放せーっ。あれには、ノバァが乗ってるんだ」 僕は暴れた。男と揉み合っている時、トラックが爆発した。 僕とその男は衝撃に飛ばされ、路面に転がった。 爆発は二度、三度続いた。 起き上がると、ピックアップトラックはメラメラと燃える炎に完全に包まれ、真っ黒 な煙が空に登っているのが見えた。運転席は吹き飛んでいた。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ < 罠 > ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「リンは、彼女は無事か。もしリンに何かあったら、ただじゃおかない。貴様を必ず地 獄に叩き落としてやるから、そう思え!」 「君は大根役者だ。チンピラの台詞を吐くのではなく、ビジネスはもっとスマートにや りたまえ。口ではなく行動に移らねば。たとえばこんなふうに」 突然、腹に堪える轟音がアンナの安っぽい部屋を揺るがした。ピンクの花柄の壁に握 り拳大の穴が開き、ついさっきまでアンナが座っていたソファの背もたれが爆ぜて、千 切れたクッションの屑が辺りに漂っていた。 僕は立ち竦むアンナにタックルして押し倒し、床に伏せた。 鉛のパンチは、僕達が立っていた空間を空振りして背後の壁を撃ち砕いた。 大砲のような弾丸が次々に襲ってくる。窓ガラスは砕け、窓の前の電子ピアノはバラ バラの破片を散らして跡形も鳴く消え失せた。ピアノの上に置いてあったフォトスタン ドはヒラヒラと舞い上がり、僕たちの周りの床に落ちてくる。 そのフォトスタンドが床に落ちる寸前、壁をぶち破ってきた弾丸に・・・ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ < 謎 > ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「実はこれを分析して欲しいんですが・・・」 僕は例のメモリ・プレートを差し出した。 「傷んでいるね。全然、再生できないのかね?」 「映像信号は再生できたんですが、それ以外に音声や環境情報のオプションメモ・デー タを格納している筈なんです」 「それが読めない」 「ここだけの話、巷を騒がしているMEの正体が分かるかもしれないんです。このこと は警察も知りません」 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ <焦燥・怒り> ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「カズ! どこ行ってたのさ。依頼の仕事はどうなったの?」 「依頼って、肝心のメイソンが死んじゃったんじゃ意味ないじゃないか。死人のこと調 べたってしょうがないだろ。ハザウェイ警部だってもう調査する気なんかないよ」 「一旦引き受けた依頼は、例え依頼主が死んでも最後までやするんだよ」 「その分からないってことを調べろってのが依頼なんだよ。それじゃ全然進展してない じゃない。あんたの目は節穴ね」 「ここに来た女の子はどこへ行きました? 頭の後ろに団子を二つくっつけた子だ」 アンナは黙っていた。 「リン・ウェイだ。リンはどこへ行った!」 応接セットのガラス製のテーブルは僕の両方の拳を受け止め、粉々になっていた。 「およし! 女の腐ったのみたいに、いつまでもグズグズ言ってるんじゃないよ。リン を殺したのが自分だって? ふん、悲劇のヒーロー感に浸ろうってのかい」 「責任だなんだ言う暇があるんなら、自分で身体張って敵にあたりな! あんたは男な んだろ!」 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ < 男と女 > ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 口許をハンカチで押さえたリンが洗面所から帰って来た。 「リン、来てたのかい。おや? どうかしたのかい?」 リンのハンカチに気付いたノバァ。 「ええ、ちょっと。ううっ」と、リンはまたもや洗面所に直行。嗚咽が聞こえる。 「やるじゃない、カズ。ついにリンとやったのかい。できたんだね?」 「ち、違うよ。そんなんじゃない。僕じゃないよ」 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ < 音 楽 > ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ イメージソング:「MY SWEET ANGEL」 アルバム「Hearts On Parade」から (EPIC/Sony Inc.) 作 詩 :小比類巻かほる 作 曲 :鈴木雅之 編 曲 :土屋昌巳 歌 :小比類巻かほる ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ <原作・制作> ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 丸焼けから、今度は骨になる覚悟の、コスモパンダ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ < 制 作 快 調 > ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 1988年3月 全世界に先駆け、日本公開決定! PC−VAN/AWC配給 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 人が人として生きていくために・・・ 優しさ、友情、そして愛 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ < 乞う御期待! > ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
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