CFM「空中分解」 #0715の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
うぅ・・・また長いブランクをおいてしまった。こうゆうのは一気に書かないと調子 が狂ってしまいます。今回のことを教訓にしてっと −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「あ、友岸君と山倉くん。そこに座りなさい」 俺達は老鶴の説教をうけに進路指導室という一種の拷問部屋に呼び出された。 もう既に密約を交してある山倉はそれでも少し緊張を隠せないでいる。 これは早めに手を打った包がよさそうだ。 「先生、何の話でしたっけ?」 軽い先制攻撃だ。こうやってペースを取らないと老鶴の地獄ペースにはまってしまう 可能性があり、はっきりいってそれは極めて危険である。 「なにって、朝あなたと山倉くんが喧嘩してたじゃないの」 老鶴は少し怒ったような言い方をしている。 「「「来たな? 俺と山倉は軽く目配せをする。口を合せるのだ。 「やだなぁ、喧嘩じゃなくて朝の挨拶だったんですよ、なぁ山倉」 「そ、そーですよ。親友同士の朝の挨拶、決ってるじゃないですか」 老鶴はキョトンとしているかと思ったら突然「ギロッ」と心まで射ぬくような目で俺達をにらんだ。はっきり言って怖い。 「まぁいいわ、ところで友岸くんはリレーのアンカーだったわよね?」 くそ! 自分で推薦&決定させといて「だったわよね」はねーだろ? 「そうですよ」 俺は答えた。すると老鶴はニヤリと笑って 「じゃ、頑張ってね。優勝したら内申の遅刻ちょっと減らしてあげるから」 えぇ〜い、そんなの嬉しくない!・・・こともないか? まぁいいか、どうせ風邪ひくんだから・・・ 俺は不然とした顔で家に帰った。 するとパートから帰ってきた母さんが俺の顔をみるなりこう言った。 「誠、ごめんね。仕事があって陸上競技会見にいけないわ」 「「「「「「「?」 俺の知的水準では母さんが一体何を言っているのか理解出来なかった。 「ほら、先生から手紙が・・・」 母さんの手には老鶴が『わざわざ』俺の母さんに『だけ』出してくださった手紙があ った。さすがは老鶴、これで俺は風邪を容易にひけなくなってしまった。 そしてついに陸上競技会の幕は切っておとされたのだった。ちくしょう、リレーなん かやりたかねーよぉ!!! <つ・づ・く> 1988年 1月 30日
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