ＣＦＭ「空中分解」 #0379の修正

★タイトルと名前

★内容（1行全角40字未満、500行まで）
あれ？「あなざー　シンデレラ」の続編？　いやいやちょっと真面目バージョンです。 だから今回は「珍作劇場」とはしませんでした。 　言ってみれば「アナザー・あなざー　シンデレラ」ですね。 ま、しめくくりの意味でも読んで下さいな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−８７／１０／４・ＣＯＬＯＲ−−−−−−− ＊シンデレラの独り言＊ 　今月は革命が起きた月、革命に成功した月、領主が変わった月 様々な事がこの１箇月に起こりました。様々なことがこの１箇月で終りました。 　結局、元国王一族は国外追放ですんだようです。彼らは舞踏会と称しては自分の嫁を 探していたんですね。まぁパーティー券を売りさばかないだけマシでしたが。 　でも、新しい領主は農村出ですから私達の苦しみを分かってくれるでしょう。 これからがこの国の新しい歴史が始まるのです。 　そして今の私が思う事。それはあの魔法使いのおばあさんの事です。あの人の正体は 一体何だったのでしょう。悪魔の使いかも・・・ 　いいえ、やっぱりあの人は神の使いだったんだと私は思います。なぜって、この１箇 月で私は大きく変わったからです。最初、綺麗なドレスで舞踏会へ行った時、私は幸せ を感じました。私の夢がかなったから。 　でも１２時の鐘がなり魔法が解けた時、私はふと虚しくなりました。自分が自分で無 くなって孔雀みたいに綺麗な服装を着て、回りには自分の服装をこれ見よがしに見せび らかしている人々と同じ人間に思えたのです。 　・・・そして悲しい事に王子はその私を愛しているのです。本当の私ではなく。 もし王子が本当の自分を知ったら・・・、私は怖くなりました。 　そして王子は−−−本当の私に剣を抜いたのです。 　私は怖かった、剣が怖かったのではありません。王子が薄汚い娘が私だと気付くのが とても怖かったのです。 なぜかは・・・まだ自分にもわかりません。もしかしたら・・・ 　私は答を見付けなければなりません。なぜならその答は精一杯私を愛してくれた王子 への答にもなる筈だから。 　　　　《　今度こそ　お・わ・り　》 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＢＭＤ６６８１１／ＣＯＬＯＲ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 　終わったー！　やっぱり僕にはギャグは向かないのかな。でも最後は真面目に書こう と思ってたから。意表を突きました？　これも感想をまっていますね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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