◇フレッシュボイス2 #3620の修正
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胎児が会話までするというのは、確かに、どんな特殊な設定をしても、おかしく映る かもしれませんね。 どうすれば本格ミステリに近付けられるのか、難しい……。 たとえば――出産を間近に控えた妊婦が、そういう夢を見たことにするとか。そし て、「まさかね」と否定したあと、赤ん坊(二人?)が生まれてきて、母親が妊娠中に 見た夢がほんとに起きたと思わせる何かが目に留まり、慄然とする――と、ホラーに落 とし込むことで形になるかな? 終盤の解決までは本格ミステリで、最後に一つ残った 謎だけがホラー扱いという型は、割とあるタイプだと思いますし。 犯人探しに関係ない話 イコール 余計な話、ということはないと思っています。 まず、物語世界の雰囲気作りは言うまでもないとして、一見無駄話のように思える パートに、重要な手掛かりを潜ませるというのはよくある手口と言えましょう。有名か つ古典を挙げるとするなら、アガサ・クリスティの諸作がよい作例になるはず。 あと、ミステリには情報小説の側面を持っているものがある、と言えるかもしれませ ん。一般の読者があまり知らない、専門分野の世界を舞台に、その分野に関する知識ネ タを披露しつつ、そこで起きた事件が解決される様も描く、みたいな。『ネクストギ グ』が情報小説であるとするのは言いすぎになると思いますが、少なくとも作者がロッ クとバンドの世界を描きたかったんだろうなというのは感じます。 『十角館の殺人』のドラマにおける動機の描き方がおざなりかどうかは、多分、意見 が分かれるところだと思います。ミステリ、特に本格のジャンルを中心に読んできた読 者にとってはあれくらいで事足りると感じるのに対し、そうでないミステリのジャン ル、さらには非ミステリを中心に読んできた読者からすれば書き込み不足に見えるのか も。 ではでは。
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