◇フレッシュボイス2 #3615の修正

★タイトルと名前

★内容（1行全角40字未満、500行まで）
あらすじ。 牛島（男）、春田（男）、斉木（男）、ミキ、ヨーコ、ヒヨリの６人が湖畔での 合宿に集まった。 彼ら彼女らは授業で生命倫理的に不謹慎な事をいい（知的障がい者は死んでもいい とか）罰としてここにきた。 この合宿で２名だけ復学を許される。他４名は退学。 初日、牛島はリーダーシップをとって「みんなを守らないと」と思う。 初日の課題である芋掘りに６人は行った。 帰ってきて湖畔のロッジで芋を食べる。 突然、ミキがてんかん発作を起こした。 ミキは夢を見た。夢の中で、知的障がい者の施設にいて、その中の一人が 「みんなを守らないと」と思っている。しかし、他の障がい者に裏切られて、 がっかりしてしまい、みんなから離れて行く。 そんな様子を見ていた職員の男は「ああいう障がい者は処分しなければならない」 と言う。 夢から覚めると、湖畔で牛島がみんなの世話をしていた。しかし、春田がヨーコと いちゃついて、セックスまでして、牛島はがっかりしてしまい、一人で夜間、 下山する。 その途中、山道が活断層の様になっていて、そこから転落して死ぬ。 ここで謎。何でミキの見た夢と湖畔での出来事が似ているのか。 それから何で山道は崖になっているのか。ここはクローズドサークルなのか。 みんなで考えている内に、又ミキがてんかん発作を起こした。 今度の夢の中では、障がい者の男の子が女の子とお医者さんごっこをしていた。 その男の子は別の女の子ともお医者さんごっこをして、前の女の子に「裏切った」と 言われる。しかし、男の子は、「両方とも好きだった」などと言う。 ２番目の女の子は、「別に気安い感じだから遊んだだけ」と言って離れて行った。 それで、男の子はがっかりしてしまう。 それを見ていた職員は、「ああいう障がい者は処分しなければならない」という。 ミキが目を覚ますと、春田がヨーコといちゃついていた。セックスもした様である。 更に春田はミキにもいいよってきた。ついミキはセックスしてしまう。 その場をヨーコにおさえられると春田は「二人とも愛していたんだ」という。 しかしミキは、「気安い感じだから遊んだだけ」といって離れて行く。 それで春田は元気をなくしてそのまま死んでしまう。 ここで謎解き。又してもミキの夢と似た様な事が起こった。 あと、湖に至る車道が寸断されていて、いよいよ湖から脱出が出来なくなっている という事。 更に不思議な事に、生き残った斉木、ミキ、ヒヨリ、ヨーコの家が同じである事が 判明した。（みんなが、自分の家や家族について話すと、同じ家、同じ家族だった）。 これはどうした事かと悩む。 ここで、ミキ３回目のてんかん発作。 今度の夢の中では、障がい者の子の一人が何でもデータ、データの子で、 カレンダーに毎日の気温を付けておいて、気温によって洋服を選ぶ、というような 有様だった。 それを見た職員は「ああいう障がい者は処分しなければならない」という。 ミキが目を覚ますと、斉木が、ミキ、ヒヨリ、ヨーコの性格から、 「ミキは魚釣りで撒き餌で魚を集める係り、ヒヨリはボートを漕ぐ係り、 ヨーコは魚を釣る係り」と、言いつけてきた。 ３人は、性格から役割を押し付けるなんて、データから人に何かを押し付けている様で 嫌だ、という。 そして離れて行く。 ここで斉木はがっかりして死のうと思うのだが、ただ死んだのではミキの夢と 同じになるので、あるノートを残して行く。 そこにはこう書いてあった。 牛島。筋骨隆々タイプ。ＸＹＹ症候群。 春田。ぽっちゃりタイプ。ヌーナン症候群。 斉木。やせ型。クラインフェルター症候群。 ミキ。逞しい体。ＸＸＸ症候群。 ヨーコ。ぽっちゃり。ターナー症候群にしてアスペルガー。 ヒヨリ。普通の体格。染色体異常なし。 「染色体異常のある人間が一人ずつ除草されているのだ」と書き残し、 斉木は首をくくって死んだ。 又ミキがてんかん発作を起こした。今度の夢の中では、障がい者の施設で、 アスペルガー的な女の子が、何時も決まった時間に決まったメーカーのドリンクを 飲んでいた。 職員は「ああいう障がい者は処分しなければならない」という。 目を覚まして、ミキはヒヨリとヨーコに言う。 「３回も夢が現実になったのだから、今度もそうなるだろう、 つまりヨーコは死ぬだろう」と。 実際ヨーコは死んだ。 ここで又ミキはてんかん発作を起こす。夢の中にはある母親がいた。 彼女曰く「私は不妊治療で多胎妊娠をして、４人減数手術をしなければならなかった。 ４人とも染色体異常があった。そんなのは障がい者の施設で障がい児を一人ずつ 殺すようなものだ。だから、脳内で、障がい者の施設で殺される子供達を 想像したのだ。もしかしたら自分の気持ちが胎内の子供にも伝わっていたかも」とい う。 ミキは目を覚ますと、多胎妊娠の減数手術が行われていた、と言った。 染色体異常がある個体が殺されているのだ、と。 ヒヨリは「その事とこの湖畔と何の関係があるのか」という。 又、染色体異常の個体が殺されるのなら、自分は正常だから自分だけ生き残ればいい、 と言った。 「でも、学校の話では２人が復学出来ると言っている」とミキ。 …とか話している内に、地震が起こり湖の水が溢れてきて、がけ崩れが起こり、 二人は流されて行く。 シーンはかわって、病院の分娩室。二人の女の子が産まれるところだった。 （実は湖畔は胎内だった、というオチ）。 どうですかね。途中に謎解きのシーンもあるので、ミステリーとして 成立するでしょうか？
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