◇フレッシュボイス2 #3609の修正
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TBS系で放送のドラマ「19番目のカルテ」最終回十五分拡大を録画視聴。ネタバ レ注意です。 最終回放送前に主要出演者の一人が逮捕されたのを受け、登場シーンの全カット・再 編集が行われたとのこと。 最終回のテーマは、師匠が弟子に仕掛けた最後のテストかと想像していましたが、違 ってた。(^^; シンプルに、「老い先短い自身に見切りを付けて、総合診療の未来をあ きらめた」ってことだったらしい。よく分からんけど、それなら徳重の質問には一切答 えないなんて宣言しなくても、これ以上の治療は拒みますの一言で済んだのでは。わざ わざ謎かけみたいな描き方をするから、いらぬ深読みをしてしまった。そもそも、天寿 全うでき得る選択肢があるのに、端から拒むという心理状態が自分には想像の埒外とい うのもありますが。 メインではない、サイドのエピソードも結構印象に残った。高校生の咳の症状につい て、なかなか確定的な診断を下せない滝野。そのことを入院中の赤池に報せると、「病 名を付けてやらなくてもいい。患者が苦しんでいるのはすでに事実なのだから」的なこ とを言って、滝野のもやもやを晴らす。と同時に、(結果的に風邪と診断され)恐縮する 患者に、優しく寄り添う言葉をかける滝野が印象的。この辺りのやり取りって、本ドラ マの第一話で「病名が分かることで患者は救われる」みたいなエピソードをやったのと 好対照で、技巧を感じさせる配置だな。で、思い出したのが、加藤元浩の漫画「証明終 了」(講談社)の1エピソード『人間花火』。これに出て来る“ツポビラウスキー症候群 ”、あれと本ドラマ最終回のこれとは、真逆のようで通底している感じがして面白い。 担当した医者が患者に臓器提供するというのは、いくらドラマでも絵空事感が強い (とりあえず、万人に対して公平じゃなくなるだろうっていう……)と思う反面、これ までに師匠と弟子のきずなみたいなものをじっくり見せられてきたためか、「いいんじ ゃないの」と肯定する気持ちもある。 続きを予感させる、視聴者への呼びかけのような形で締め括られましたが、このテイ ストで映画化はちょっと想像がつかない。なので、あるとしたら同じく連続ドラマ形式 なんでしょうけど、それにしたって、各話のエピソードにそんなにバリエーションがあ るようには思えなくて、厳しい気がしないでもなし。やるのなら、こんな素人の感想を 覆すものを魅せて欲しい。 ではでは。
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