◇フレッシュボイス2 #3539の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
J:COMBS(旧BS松竹東急)で放送のドラマ「半七捕物帳」第一話を録画視 聴。ネタバレ注意。 原作は岡本綺堂の同名小説で、ほんの少しだけ読んだことがあります。ドラマの方も 今回が初見。 で、第一話のサブタイトルが「異人の首」となっているように、西洋人や(江戸時代に 日本に入ってきた)西洋文化がばんばん出て来る。絵面としては面白い物がある一方、 新しく始まる時代劇ドラマの初回がこれでよかったのかという気がしないでもなし。時 代劇を期待してチャンネルを合わせた視聴者が、外国人だらけの話を見せられたら、戸 惑ったんじゃないかと想像しますが、当時はどうだったんだろう。私の感覚なら、今回 のエピソードはどんなに早くても第三話以降に配置するのが吉じゃないかと。 それはともかくとして、内容はなかなか面白い。まず、「必殺シリーズ」と比べる と、江戸の町が比較的平和だ。(^^; 治安が保たれている、少なくとも保とうという努 力がはっきり見える。事件が起きたあとの捜査も真っ当だし、時代考証もかなり正確な んじゃないかと思えます。 一点だけ、横浜の浜辺と思しき場所にある階段が、いかにも現代作られたコンクリー トっぽいのが気になった。せめて漆喰ぽくしなくちゃいけないような……と思って調べ てみたら、版築というのが使われていた可能性はありそう。海辺で使うのに適した素材 なのかどうか分からないけど。 事件の概要は――金貸しに押し込み、“異人の首”=金髪女性の頭部を形代に、攘夷 のための金(三百両)を貸せ、と脅す二人組の強盗が江戸を騒がすようになっていた。 半七は、動揺の事件が横浜でも相次いでいたことを知り、問題の頭部がまったく臭わな かったことに着目。頭部が蝋の作り物であることを見抜く――というシンプルながら、 きちんとした推理物になっている。手掛かりがあからさまに過ぎるけれども、その分を 江戸情緒や半七と周りの仲間や婚約者とのやり取りで補っている感じかな。 原作小説は本格推理の風味が強いという評価を得ていますし、ドラマ版も続けて観て いきます。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス2」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE