◇フレッシュボイス2 #3474の修正

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　ＮＨＫで放送のドラマ「アストリッドとラファエル５」第四話を録画視聴。ネタバレ 注意です。 　殺人被害者の心臓が抜き取られ、壺に収められていたということで、エジプトを連想 したのですが、メキシコでした。(^^; 　手間を掛けて犯人がわざわざそのようなことをした理由が気になるところでしたが、 明かされた真相は拍子抜けレベル。メキシコ原住民の部族長の息子で、被害者(フランス 人男性でトレジャーハンター）の養子になっていた男に濡れ衣を着せるため、という説 明だったんですが、全然ぴんと来ない。確かに作中で、くだんの男は交通事故死した犬 の死骸を持ち帰って、解剖？していたけれども、そういう行為をするんだということを 広く知られていなければ濡れ衣を着せる効果は薄そう。メキシコ原住民はそういうもの だと、フランスでは思われているのか？　そもそも、どうして犬の死骸に処置を施した のかも分からないまま。もやもやの残る説明でした。 　動機は、エルドラド(黄金郷）の場所を突き止めたトレジャーハンターから、その秘密 を聞き出すため。犯人はメキシコ赴任経験のあるフランスの代議士で、借金苦からかつ てトレジャーハンターからもらった多少の金塊を売り払ったら予想以上の高値が付い た、だったらもっと黄金を奪って借金返済を……ということらしいのだけど。黄金郷の 場所を掴んだとして、代議士がメキシコ奥地まで採掘に行けるとは思えない。この代議 士はメキシコの麻薬組織とつながりがあるけど、組織に情報だけ売るつもりだったのか な？　それだと余りたいした金にならない気もする。 　他にも、「遙か昔スペインがメキシコから奪い取り、そこからさらにフランス人が盗 み出し、今はフランスの宮廷図書館に保管されている貴重な暦」という設定自体、どう なん？と思うし、その上、そんな貴重な資料を、いくら学芸員の許可尾を得たからと言 って、アストリッドが独りで(誰の監視もなく）素手で触れて長時間調べるというのは不 自然極まりないような。 　とまあ、事件の部分についてはつっこみどころの多いエピソードでした。けど、アス トリッドとテツオの仲が（ラファエルのアドバイスで）ほんの少し進んだし、テツオが フランスにまた来られるかどうかの問題に関しても、ラファエルから思わぬ提案が出さ れるしで、結構楽しめた。アストリッドの発作の件と合わせて、どうなっていくかが気 になる終わり方。 　ではでは。
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