◇フレッシュボイス2 #3395の修正
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日本テレビ系で放送のドラマ「相続探偵」第五回を録画視聴。ネタバレ注意です。 危惧した通り、あかんままでした。うーん、どうして二回に分けてやる必要があった のか、さっぱり分からない。あまりにも予想通り、既定路線を突き進んだお話だった。 コンパクトに一回でやればまだ、「いい話だったな〜」という単純明快な感想を抱いた かもしれないのに、二回に渡ってやられるとそれ以上に長さが気になって、だらだらと した印象を与えてしまったんじゃないかなあ。意外性のなさもマイナスに響くだろう し。 京都人いじりも前編と似たような調子で、最後にちょっとフォローが入ったかと思っ たら、「権謀術数の本場」みたいな台詞が出て来て帳消し。(^^; 一応、本筋とは別に大ネタとして、レギュラー陣の玲子の母親が登場し、娘との確執 (というかすれ違いの原因)の背景に関して、説明があり、さらにはその母親が大病を 煩って緊急手術を受けるというそれなりの動きがありましたが、これとて前後編を使っ て挿入するほどのボリュームはなかったと思います。 NHK−BSで放送のドラマ「憶えのない殺人」を録画視聴。ネタバレ注意です。 ばりばり(死語?)のミステリだと思って観始めましたが、ふたを開けてみると、ミ ステリ色よりも認知症になった人やその家族の抱える問題に、よりクロースアップした 物語でした。社会派ミステリというのもちょっと違う、あいのこのような感じか。 ストーリー展開の詳細は省きますけど、ミステリとして工夫を凝らした部分と、ここ を捻らずに素直に終わらせるのかというあっさりした部分とがあって、評価が難しい。 どこまで推理物として描こうとしたのかが分からないということもあり、とりあえず、 まずまず面白かったとは言えます。九十分が短く感じましたし。 気になったのは、認知症を発したときの主人公の視線で、しばしば幻が出て来る点。 何の印(視聴者にそれと知らせるサイン)もなしに頻発するから、幻ではなく本物だっ たときとの区別が付かなかった。というか作り手としては、その辺りの思い込み(どう せここも幻なんでしょ?という)を利用して、最後にひっくり返したということなのか もしれず。 で、もし自分が本ドラマの基本設定を用いてミステリを構築するなら、現在進行形の 殺人に関しては元警官はやはり犯人ではありませんでした、けれども妻(もしくは娘) を殺していました、そしてその犯罪を元警官自身は忘れているという展開にしたいか も。どんでん返しになっているけど、タイトル「憶えのない殺人」にきっちりはまる、 という趣向で。 ではでは。
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