◇フレッシュボイス2 #3391の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
昭和プロレスラーの逝去が続く。 一つ一つコメントを書いていたら枚挙にいとまがない(こんな場合に使ってよい表現 なのか、自信がありませんが)と思い始めて、セーブしてきたつもりでした。 先日訃報があったグラン浜田は、色んな意味で印象に残っている選手なので、ちょっ と書きたくなってしまった。(^^; 息の長い選手だったなというのが第一。年齢がそこそこ高くなっていて以降も、若い 頃と同じように跳んだり跳ねたりできる身体能力、節制ぶりには驚かされました。マリ ポーサ(スペイン語で蝶)とあだ名されたのは伊達じゃない。この人と天龍源一郎は衰 え知らずで最後まで行くんじゃないかと思ったくらい。 その一方で、リング外ではかなり我の強いタイプだったように感じられるエピソード が、現役時代がちらほらと出ており、客観的に判断して、レスラー仲間からの評判はあ んまりよくなかったみたい。受けが大事とされるプロレスのリング上の動きとはギャッ プがあって、意外でした。 特に有名なのは、キラー・カーンや栗栖正伸との確執。新日本プロレスの若手とし て、メキシコに修行へ出された浜田は、小柄な自分はこの国で骨を埋める覚悟で努力― ―リング内のみならずリング外でも――を重ねて、トップレスラーの地位を築いた。そ れだけに、あとから来る選手にその座を奪われてなるものかと、あれこれ工作したらし い(本人は認めてない。カーンや栗栖を始めとする選手数名がメキシコにおいてステッ プアップしている時期に突然梯子を外されるような目に合っている)。で、カーンが後 年、全日本プロレスで浜田と再会したときに殴り掛かった(らしい)。 そんな二人が雑誌Gスピリッツで顔を合わせて対談するという、事情を知る者からす れば信じられない企画が実現して、そこでは一応穏やかに言葉を交わしており、足を引 っ張った疑惑についても、浜田が説明してカーンが納得した風になっていました……け ど、少しして今度は栗栖と対談したカーンが、栗栖に話を合わせたとかではなく「浜田 は信用できない」という態度を取っていたので、うーん、根深いものがあるんだなと伝 わってきた。 浜田と言えば日本では、ペロ・アグアヨか初代タイガーマスクとの一戦が最もファン の記憶に残っているかと思います。特に初代タイガーマスクを一番追い詰めたのは、ダ イナマイト・キッドでもブラック・タイガーでも小林邦昭でもなく、グラン浜田だろう と当時観ていて感じたものです。 そんな浜田もUWFは短期参戦に終わり、全日本プロレスに移ってからは当初こそマ イティ井上とのコンビでジュニアタッグリーグに優勝する栄養に預かりましたが、その 後は徐々に尻すぼみ。翌年の新春シリーズでは軽量級の世界タイトルを持参したにもか かわらず、大舞台は用意されず、それどころかまだまだ若手で負け役の多かった川田と のタッグで、キッド&スミスと対戦、全日移籍後初フォール負けを喫する始末。その 後、日本での活躍の場はなかったのが、メキシコ流のプロレス・ルチャリブレを標榜す るユニバーサルプロレスが旗揚げしたことで見事に復活したのは、さすがというほかあ りません。 ではでは。
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