◇フレッシュボイス2 #3386の修正

★タイトルと名前

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２０２２年、５４歳の若さで亡くなった、 西村賢太さんの遺作です。 １０００枚ぐらいの長編ですが、オーディブルで２回聞きました。 同人誌「煉瓦」に掲載された作品が文學界に転載されたところから始まり、 芥川賞候補になった所で「未完」になっています。 そこまででも面白いので、色々な人々との関係がどうなったかは 知りたいところです。 文學界は、毎年全国の同人誌から最も優れたものを同誌に転載していますが、 （西村賢太の作品は文學界で読んだ記憶があります） 全国に同人誌が５００あるとすると、毎月同人誌が出されているとすると ６０００冊ですから、 その中から１作が転載されるというのは、非常に確率が低いです。 ところが、「煉瓦」の同人で９０歳の老人など、 その年齢になっても、２回目の転載を目指して書いている、 と、「雨滴は続く」にありました。 ９０歳になっても文学的野心は衰えないのか！ そうだったら、諦めないで書いた方が楽なのではないか、 歳食ったら小説への欲望がなくなるなんて期待しないで、 などと思いましたが。
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