◇フレッシュボイス2 #3345の修正
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ドラマ「十角館の殺人」第二話を視聴。ネタバレ注意です。 今回は特に雑感とよぶべきものになります。 原作を読んだときは印象に残らなかったのですが、エラリィのポンコツぶりを示す台 詞が出て来ていました。「本土までは無理だとしてもあそこまでならゴムボートさえあ れば」と。その次の場面転換したあとに出て来る漁師の台詞と対照的。この対比するか のような並べ方は、意図的なものなのかな。 カードマジックについて。あら。エラリィが原作小説にて披露したマジック二つの 内、最初の方は省かれてしまっていたか。拙作『テン・リトル・ミステリマニア』で は、以前に言及した通り、あの一つ目のマジックありきで描いたシーンがあるんですけ ど、ドラマ「十角館の殺人」しか知らない層には、拙作のネタの意味が通じない訳か。 ちょっと残念だなぁ。ドラマでも描かれた二つ目のマジックの方を拙作に採り入れると したら、一つ目と同様に種を明かす必要が生じるだろうけれど、あの傑作カードマジッ クの種を明かすのはさすがに躊躇われます。 オルツィの遺体発見のくだり。原作小説を読んだ頃の記憶を振り返ってみるに、私、 オルツィが遺体となって見付かった場面に差し掛かって、「これは、ポゥとオルツィが 仕組んだ狂言で、死んだことになったオルツィがこのあと他の面々を始末していくんじ ゃないか?」と予想したものです。考えてみればそのトリックだと、有名な先行作品と ほぼ同じになるから、『十角館の殺人』の評価がそんなに高くなる訳がないのですが。 それはさておき、ドラマ版で画としてあのシーンを見せられると、ポゥ&オルツィの共謀 説は無理だろうなと早々に思わされる心地。オルツィの遺体を他の者に見られないよう にするのは、一か八か過ぎる。まあ、ばれたときは「ちょっとしたいたずら心でやった こと」と言えば、犯行に着手する前だから中止可能とはいえ。 ではでは。
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