◇フレッシュボイス2 #3333の修正
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映画「陪審員2番」(米国 2024)をU−NEXTで視聴。ネタバレ注意です。 クリント・イーストウッド最後の監督作品になるであろうとされる映画で、でも何だ か不遇な扱いを受けて、全米公開が取り止めになって一部での公開になったとか、日本 でも封切りされる予定はなく、現時点ではU−NEXTの独占配信のみとのこと。その 一方で、評価は概ね高いみたいです。 まあそういった諸々の情報は知らずに、粗筋だけ読んで視聴を決めました。ざっくり 言えば、映画「十二人の怒れる男」の設定を土台に、ある特別な状況設定を付け足すこ とで、新たなドラマを生み出した、といったところかな。 あらすじは――タウン誌の記者であるジャスティン・ケンプはかつて酒酔い運転で大 事故を起こしたが奇跡的に無傷で助かり、以後、断酒会に参加している。奉仕罰として 教師をやった際に知り合った女性アリソンと結婚。現在、アリソンは妊娠し、幸せな家 庭を築きつつある。 あるとき、ケンプは陪審員に選ばれる。審議すべき事件は殺人で、サイスという男が 恋人とバーで口論となり、二人とも店を飛び出したあと、サイスが恋人を殺したとされ るもの。あらましを聞く内に、ケンプは事件当日、犯行推定時刻に現場付近の道を車で 通ったことを思い出す。さらに、“飛び出してきた鹿をはねた”ことも思い出した。あ れは本当に鹿だったのか? 被害者の死因は撲殺とされていたが、車にはねられた可能 性もあり得るという。 自分こそが真犯人だと自覚したケンプは、陪審員のほとんどがサイスは有罪だと考え ている中、全員一致で無罪の結論に持って行こうとする。 ――と、こんな具合。イーストウッド流の映画「十二人の怒れる男」のアレンジとい う印象を受けます。 描かれるのは人間の葛藤と自己保身。上記あらすじの限りでは、ケンプは苦悩する正 義の人みたいに見えるでしょうけど、話が進むに連れて揺れ動くようになります。 また、検事長の座を狙う担当検事も似たような立場に立たされる。最初はサイスの有 罪に自信満々だったが、揺らぎ始め、交通事故の可能性を調べ出す。そして……という 流れは人間心理が表れていて面白い。 陪審員が出した結論は? そしてケンプはどうなるのか?という興味で、最後まで魅 せられました。 ではでは。
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