◇フレッシュボイス2 #3315の修正
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フジテレビ系で放送のドラマ「嘘解きレトリック」第十回を録画視聴。ネタバレ注意 です。 何ていうことのない、事件らしい事件の起きない、ライトにしてもミステリ成分が少 なすぎるエピソードだった。にもかかわらず、ここまで魅せる物語になっているのは、 凄いことだと思う。もちろん、ミステリではなく他のジャンルだったと言ってしまえば それまでなのかもしれませんが、本ドラマが今までに積み上げてきたものが、この回に てきれいに花開いた感覚があり、これはやはりミステリなんだと思う次第。 鹿乃子の母親が訪ねてくるという大きなイベントがあった訳ですが、その扱い方が非 常にうまい。祝探偵事務所を目指すもすんでの所で迷い、祝探偵と、それと知らずに知 り合うという偶然があったものの、そのあとの展開がキャラクターを活かしたもので素 晴らしかった。母娘のわだかまりが解ける流れは、祝探偵の心遣いを挟んだ結果で、こ れこそが今回の探偵活動と言えるのかもしれません。 あとに続く、鹿乃子に対してサプライズクリスマスパーティを仕掛けるというイベン トもしかり。鹿乃子の能力を知る祝探偵が苦心しながら、どうにか着地点を見付けてい た。昭和元年という時代設定故でもあるのでしょう、クリスマスを絡めつつも変に“奇 跡”を起こすことなく、きれいにまとめていました。 一点、気になったのは、雪が降り出したタイミングで、鹿乃子を呼びに外に出てきた タロ少年が、雪に全然関心を示さなかったこと。それだけ鹿乃子のためのパーティに鹿 乃子を早く来させたい気持ちの現れだったのかな。あるいは、当時は冬、東京の街中に 雪が降ることなんて珍しくも何ともなかった、とか。 ではでは。
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