◇フレッシュボイス2 #3224の修正
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むか〜し、ここフレッシュボイスへのどなたかの書き込み、多分みのうらさんだった と記憶しているのですが、「推理物はお約束が様式美として定まっているジャンルであ る点がよい」という旨のものがあったかと思います。 当時の私は半分理解して、半分は理解できていなかったんだなと、今さらながらに気 付いた気がする。つまり、何が「よい」のか分かってなかった。というのも、ミステリ 以外の他のジャンルでも状況は同じでしょうと思い込んでいたから。 ここ数年でようやく分かってきたのは、――ミステリ界隈の者からすると――、<物 の見方が異様に狭い>読者が世の中には結構いる事実。 “孤島での連続殺人を描いてる。『そして誰もいなくなった』のパクリだ”“列車で の殺人を描いている。『オリエント急行の殺人』のパクりだ”“動物が探偵する。「三 毛猫ホームズ」シリーズのパクりだ”ってな具合に。全部が全部、パクりというきつめ の表現をしている訳ではありませんけど、非難調であるのは多かれ少なかれ感じられま した。今年に入って、『十角館の殺人』の感想を追っかけていると、上にも記したよう に、『そして誰もいなくなった』の真似だ、マイナスポイントだ、みたいなコメントが 散見されて、違和感を凄く覚えたな〜。 ミステリ界隈の者からすれば、孤島の連続殺人や列車内の殺人、動物探偵といったシ チュエーションや設定は、挑戦しがいのある器(もしくは枠組み)とみなしていいんじ ゃないかと思います。先行する作者によって、すでに美味しい料理の盛られた器があ る。それを知った上で、より美味しい物を目指すとか、異なる美味しさを提示してみる といったアプローチをして、同じ器の別作品を作り上げる。 そうでなければ、たとえば密室の謎を描いた作品はすべて、最初の密室ミステリの模 倣ってことになりかねない訳で。そんなの、つまんないでしょって話。(^^) ではでは。
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