◇フレッシュボイス2 #3183の修正
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日本テレビ系で放送のドラマ「GO HOME 〜 警視庁身元不明人相談室 〜」第五 回を録画視聴。ネタバレ注意です。 オリンピック中継で一回空いたせいか、冒頭でこれまでの回から場面場面を抜き出し つつの、本作の内容を簡単に紹介してた。視聴を継続していた者にとっては、別にいら んやん、無駄やなと思わなくもないのですが、こういう配慮が新たな視聴者獲得、ひい ては視聴率アップに結び付くこともあるんでしょう、多分。 で、今回は、扱う案件が、レギュラーキャラの抱えている問題や過去とオーバーラッ プするというパターン。よくあるっちゃよくある構造ですが、出来は結構よかったので はないかと思えました。 案件の方単独でもそれなりに凝っていて、くも膜下出血で急死した母親と、自殺を図 った娘との対立・確執・関係性がまず気になるし、母親が死に際に残した「さとう」と いうフレーズの謎、死因とは無関係なのにある頭部の新しい傷の意味。これらが防犯カ メラ映像やその諸々の手掛かりによって結び付き、ほぐれていく様はなかなか見事な手 際でした。 一方、レギュラーの三田桜が、高校生時代に自殺未遂を起こしていたのはこれまでに も何度となく示されてきましたが、今回でその状況が明らかに。母親の再婚に端を発し た、家庭内での孤立?が主な原因だったと。 ドラマ後半、案件が解決したあと、三田も前を向こうとしてか母親と久しぶりに会 い、家に戻ってきてという話に耳を傾ける。おや、これは今回ですんなり解決かと思い きや、桜が心を開きかけた刹那の、母親の「父親(夫)本位の考え」の台詞で急転直 下。空気が冷える感じがぞわっと伝わってきた。しかもそのことに母親が気付いていな いという描写が加わり、冷え冷えとしたシーンに。いやあ、あそこはよかった。歩み寄 ろうとしてかえって溝が深まった感が凄く出ていて、まだまだ先は長いと思わせる。 さてその母娘再会場面で、母親が桜の自殺未遂を全然知らなかったというくだりがあ り、「え、高校生が自殺未遂を起こして、警察に事情聴取もされているのに、家族に伝 わらないことってあるの?」と疑問が湧いたのですが……続いて描かれた自殺未遂を起 こした直後のシーンで、なるほどとなった。この構図というか配置もうまい。こんな状 況であったのなら、担当刑事によっては家族に詳細を伝えずに済ませるかもしれないな と思わされる。 ではでは。
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