◇フレッシュボイス2 #3175の修正
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WOWOWで放送の映画「法廷遊戯」(日本 2023年)を録画視聴。ネタバレ注 意です。原作は五十嵐律人による同名小説・メフィスト賞受賞作で、未読です。 話そのものは面白かったけれども、声が聞き取りづらくて参った。こっちが齢を重ね たせいで聞こえが悪くなっているせいもあるのは間違いないんだけど、本作では演出 上、故意に小さくしている箇所がいくつかって、どうやっても聞き取れず。※うちで使 っているWOWOW用の録画機は、放送時リアルタイムのときのみ字幕が出る。録画し たものは駄目。 しょうがないのでリピート放送を待って、字幕を出して確かめるか、あるいは詳しい ネタバレレビューをしてくれているサイトを探すか。 演出も割と酷い気がする。一部の大げさな演技にしたって、制作サイドの指示なんで しょう。てことで、別のスタッフで作り直すと凄くよくなるかも。(^^; さて、面白かったと書きましたが、多分、メフィスト賞と聞いていなかったら、もっ と高い評価をしていたと思います。メフィスト賞の冠があると、もっともっとトリッ キーな作品を期待してしまうもので。 多分なんですけど、原作小説はもっと面白いと思う。というのも、映画の方は明らか に省いたと推測できる箇所があった(というかその箇所自体はなかったというべきか) ので。たとえば、無辜ゲームの敗者に下される罰について、具体的な言及がまったくな いのは気持ち悪い。これ原作では絶対触れているだろうな〜、と。 ミステリの結構を論じるなら、後から後から新事実が出て来るタイプで、あまり好み ではありません。途中で視聴者が真相に辿り着くのは非常に難しい上、専門知識が必要 とされる。映画では終盤、物凄くあからさまにヒントを出してきてた。 ただ、本格推理に近付けようと思えば構成を組み替えることで可能なので、作者は最 初から犯人当てや真相当てとして書くつもりは薄かったのかなあ? 物語として読者・ 視聴者が受ける衝撃を計算して、こういう形を取ったのかもしれない。 主人公らには感情移入しづらい。弁護士を志し、実際になった人物が過去に己が起こ した“罪”にまったく向き合ってこなかったってことでしょうからね、ここまで関係者 について知らないってのは。いくら殊勝に「罪を償う」という台詞を口にしても、説得 力を欠くことおびただしい。 そんなこんなで、繰り返しになりますが、原作小説を読んでみたい。 ではでは。
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