◇フレッシュボイス2 #3130の修正
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ミステリの感想サイトやミステリ映像作品を紹介する書籍で、本格ミステリのテイス トがあるというお笑いのネタについて結構挙がっている。U−NEXTで検索してみた ら、いくつか見付かったので観てみました。 確かに、解説に挙がっていたネタは、叙述トリックを用いた物ばかりでとても面白い し、参考になるかもしれないとまで思えたです。一方、そうでないネタに関しては先読 みできる物が意外と多く、ややつまらなく感じたかな。 ここで気付いたのは、ミステリとお笑いネタの違い。ミステリだと読みながら推理し て、それが当たっていたら嬉しいし、外れていたら板で納得する形なら騙されて嬉し い・驚いたという喜びがある。 一方、笑いのネタについては、推理(先の展開を想像する)が当たっていたら、明ら かに笑いの度合いが落ちる。自分で言い当てておきながら、くだらないと感じる割合も 結構ありそう。その一方で、当たったことから来る喜びはほとんどなく、極言すれば皆 無に近い。 ミステリ・推理物にとって重要な要素の一つに、意外性が数えられると思います。 お笑いはどうか。やはり意外性は重要でしょう。思ってもいなかった方向へ話が展開 して、それが笑いにつながると、その落差分だけ笑いの満足度は高くなる気がします (落差分だけ、笑いが大きくなるかどうかは別)。 同じように意外性が大事であると考えられるのに、ミステリでは当てた喜びがあっ て、お笑いにはそれが乏しいのか。それは多分、ミステリは読者・視聴者の側が、「こ の謎が解けるか?」と出題されている・挑戦されている心持ちになることが多いから、 かな。意識するしないにかかわらず、当てられなかったら負けという考えが頭の片隅に あって、だから推測が当たると嬉しい(だまされたときも嬉しい心理と矛盾しているよ うですが、そこは納得感の問題)。 お笑いを視聴する場合は、そういう挑戦されている感覚がないでしょうから、先が読 めてもあんまり嬉しくないのかなと思った次第。 ならばお笑いを観るときは先を読もうとしてはいけない、とはならないのが面白いと ころ。ある程度は展開を予測し、そこから大なり小なりはみ出すことでも笑いが生じ得 るのは間違いない訳で。 ではでは。
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