◇フレッシュボイス2 #3024の修正
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U−NEXTのポイントを使って、映画「アントニオ猪木をさがして」(2023年 日本)を視聴。ネタバレ注意です。 去年、映画館でミステリ関連の作品を観たときに予告編が上映されて、気になってい たもの。事前情報なし、福山雅治がナレーションをやっているということだけポスター で知った状態で、観てみました。 プロレスファン・猪木ファンとしては当然、過去の名勝負の数々を、映像をふんだん に使って見せてくれるものと期待していたんじゃないかと思うんですよ。でも実際に は、その点肩すかしでした。使われた試合映像はほぼすべてが、当たり前と言ってい い、見慣れた名場面をのみと言っていいでしょう。その上、名勝負と名高いストロング 小林との第一戦の映像で、どうしてフィニッシュのジャーマンスープレックスホールド のシーンがないという不思議。 試合の映像がそんな調子なら、闘病の模様に時間を割くのかと思ったらそれも違っ た。明確に闘病と言えるシーンはなかったかも。 多くは、猪木とゆかりのある人物や著名人、そしてプロレス関係者が自由に語った猪 木の話。それにプラスして、一九八〇年代、猪木がそろそろ下降線を辿り始めた時代か ら現代に続く、ファンのミニドラマがあった。 その構成自体は、よくもなければ悪くもない気がしましたが、いかんせん、猪木を語 る面々に偏りがあるのが残念。藤波や藤原に話を聞いておきながら、長州や前田、坂 口、天龍といった顔ぶれが抜けているのはバランスが悪い、悪すぎる。外国人レスラー が皆無だったのも不満です。シンやハンセン、ホーガン、バックランドには聞かなきゃ いかんでしょと。 猪木の人生を振り返るのも、ブラジルでの生活や議員時代の功績に触れるのは当然だ からいいとして、日本プロレス時代がちょっと触れただけで終わったのは何とも残念。 追放された背景だけでも出すべきだったのでは。 プロレスファン的によかったのは、アクラム・ペールワンの孫が出て来たこと。猪木 に連れられて来日し、弟子入りしたのは知っていましたが、日本語ぺらぺらで話してい てびっくり。(^^; パキスタンの英雄として知られたペールワンとセメント試合にな り、猪木が相手の腕を折って勝つ訳ですが、その因縁が縁となっているのが面白い。 あと、福山雅治がどうして起用されたのかと思っていたら、上京後に見た初めての有 名人が、バイト先にやって来た猪木だったそうで、記念写真が残っていて貴重。後に福 山も名をなし、東京ドームでの初公演を前に猪木と対談もしているのね。 と、こんな風にとりとめない映画であっても、それでも格好いいと思わせるアントニ オ猪木って、やっぱりスーパースターだったと再認識したです。 ではでは。
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