◇フレッシュボイス2 #2663の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
本格。多少なりとも尻込みされてしまうのは本意じゃありませんので、逆にプラス材 料になりそうな話をば。 ライトノベル系の作家さんが仕掛けるトリック、特に叙述トリックは、読者側がまっ たく予期していないせいもあって、効果的に決まる確率が高い気がします。ミステリ畑 に染まってない分、発想がより自由なのかも。 ライトノベル系の作品で世に出て、後に本格ミステリの書き手としても認識された人 も、結構いるはず。米澤穂信の他にも、谷原秋桜子、三雲岳斗、乙一。 あと、デビュー当初からライトノベルと本格ミステリに跨がっていた感じの西尾維新 とか。 東京創元社から鮎川哲也賞(これぞ本格の代名詞と言うべき賞)を獲ってデビューし た相沢沙呼は、ライトノベル作家としても認識されるようになったと言えるのでは。 そんなこんなで私も参戦すべく、まずは構想をまとめなければ。(^^) ドラマの感想> 日本テレビ系列で放送のドラマ「それってパクリじゃないですか?」第四話を録画視 聴。ネタバレ注意です。 縄文土器に描かれた絵が、“縄文女子”ユーチューバーのプッシュもあって人気が出 て、いつの間にかツキヨンという名前まで付いた。それを商標登録しようとする話。主 人公の所属する会社は、(法的には必要ないが)“縄文女子”ユーチューバーからも承 諾を得て、準備を進めていたが、土壇場になって“縄文女子”ユーチューバーが「他社 からも打診があって」急に登録に不安を覚えて、相談したいと連絡が入る。ユーチュー バーの「ツキヨンはみんなのもの」という主張に主人公は心動かされ、商標登録を見送 る。後日、登録を申請したライバル社は“炎上”。「ツキヨンは公共物、みんなのも の」というネット上の声に押され、謝罪会見を開き、申請を取り下げると発表。結果的 に、主人公の判断がファインプレーとなった……というお話。 全然、響かなかった。はっきり言って、演出及び構成に失敗したのでは?と思う。 まず、ツキヨンがそこまで世間一般の支持を受けているようには描かれていない。登 録申請する前日に、有名人がSNSで紹介したのでバズったという程度。 次に、ドラマ序盤で、公共的なものに関する特許などの説明を、富士山を使ってした こと。ざっくりと、各社自由に申請を出せるが富士山そのものは公共物のまんまという 解説だったけれども、充分に納得できた。にもかかわらず、最後に来てひっくり返すの はどうかと。 そして、“炎上”したから取り下げたという流れ。もちろん、手を付けちゃいけない もの(ドラマの中では「取ってはいけない陣」)があるのは分かるけれども、ツキヨン はそういう風には描いてなかった。そのツキヨンに関する企業の正統な活動を、ネット が騒いだから取り止める、それが正義、であるかのごとく描いて終わらせたのは、納得 しづらいものがあるなあ。 描き方をちょっと工夫すれば、素直にうなずけるいい話になりそうなだけに、何か釈 然としない。 ではでは。
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