◇フレッシュボイス2 #2640の修正
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NHK−BSプレミアムで放送の「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」第三話と第四 話を録画視聴。ネタバレ注意です。 ・「定年退食」 子供の頃に原作漫画を読んだときも怖さや不気味さを感じたけれども、齢を重ねてき て今、主人公達の年齢に徐々に近くなってきたせいか、薄ら寒さが増すと同時に泣けて くる。やるせなさというか。 本当にこんな世の中になってしまったら、最終的には、「亡くなった人をも食料に」 という考え方が出て来るのかな。藤子F作品の中には、人を食料として捉えたテーマの 諸作も結構ありますよね。 あと、今回のの映像化では、原作漫画の白の使い方が多少なりとも反映されていたよ うな。狙ったものかどうかは別として、陰影の加減が原作の雰囲気を彷彿とさせるシー ンがいくらかあったように感じたです。ラストとか。 ・「テレパ椎」 「定年退食」がどう描いても怖い感じになるのに対して、本作は描きようによっては コミカル一辺倒にもできそうですが、ここはやはり原作通りが正解なんでしょう。寂し い締めくくりも含めて、何とも言えない、可笑しいのだけれども笑い飛ばせない、視聴 者を映す鏡のような造りがじわじわ、あるいはがつんと効いてくる。 終盤、捨てたテレパ椎を主人公がまた探した結果、二つも見付かるという辺り、昔読 んだときはえらくご都合主義だなと思ったものです。が、今になって好意的に解釈する と、テレパ椎はそんなに珍しい物ではなく、探せば見付かる程度には転がっているんだ よ(そしてそれらはすべて、人類を試す器具かもしれない)ということを示しているの かな、なんて思ったり。 ではでは。
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