◇フレッシュボイス2 #2509の修正
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WOWOWのドラマ「早朝始発の殺風景」第二話〜最終話をWOWOW公式配信で視 聴。ネタバレ注意です。 ミステリ、推理物と言えば一般的には、読者・視聴者に対して事件が起きたことが示 され、手掛かりを集めていく過程が描かれ、そして解決へと至るというのがよくある流 れだと言えましょう。 ミステリというジャンルは長く続いていますので、一般から外れたような様々な形が 生み出されています。その一つが、これ。 “一見、何事も起こってないような日常から、謎と謎解きが突然浮かび上がってくる” アンソロジー形式の本ドラマで描かれたエピソードのほとんどは、このタイプで、ど れも面白かった。中には謎が浮かび上がる様すらなく、いきなり謎解きに入るものもあ る、というかその形式の方が多かったかも。 厳密に言えば、前もって謎が提示されない訳ではない。手掛かり収集のくだりの代わ りに、台詞や描写などにヒントがちりばめられている。その一つにでも気が付いて違和 感を覚えたのであれば、謎が提示されたのと同等と言えるはず。ただ、巧妙だからまず 気付けないというだけで。 捨て猫について会話する兄妹、後輩と二人きり男同士で観覧車に乗る羽目になった学 生、卒業式を休んだ同級生に物を届けに来た委員長 etc、こういった場面から突如とし て推理物になるのは見ていて楽しい。わくわく、ぞくぞくする。 この手の物を私も好きなんですが、書くとなるとちょっと勝手が違うというか、書き づらい。このタイプのミステリを書くぞと最初から設計図を描く、というが何かうまく 行かない。逆に、そのつもりはないのに書いていく内に、「これ、あのタイプに落とし 込めるんじゃないか?」と気付くことは稀にありますが。 最後に本筋とは離れますが、もう一つ、好きなタイプだけどなかなか書けないミステ リについて。 “犯人当てとして書かれているのに、何が解決の端緒になるのか、どこに手掛かりがあ ったのか皆目分からないミステリ” これも難しい。たいていは手掛かりが明示されますもんね。映像作品でいうと「安楽 椅子探偵」シリーズの中にあった覚えが……どれとは言えないけど。(^^; ではでは。
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