◇フレッシュボイス2 #2422の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
アントニオ猪木が死去。七十九歳。ご冥福をお祈りします。 朝からの訃報に、ぼーっとしてしまう時間が増えて、執筆があんまり進まない……。 猪木の肩書きをどう記そうかと考えて、何にもいらないんじゃないかと。それだけ、 “人目があれば日常的にアントニオ猪木を演じていた”という印象があります。大ス ターの中に時々いるタイプと言えるかもしれませんが、猪木の場合、スイッチを切り替 えると言うんじゃなく、徐々に、演じるのではなく“アントニオ猪木”になっていった ような。 とは言え、プロレスラーであった時期が一番輝いていたし、私もプロレスラー猪木に 一番興味関心があります。てことで、名勝負を挙げてみる。 自分がプロレスを観始めて以降に行われた試合という条件付きで考えると……スタ ン・ハンセンに逆ラリアットを決め、逆さ押さえ込みでフォール勝ちに持ち込んだ昭和 五十五年九月、広島での試合が、私的には最初に印象に残った猪木の名勝負。その少し 前に、蔵前国技館で行われたタイガー・ジェット・シンとの一戦も、ミサイルキックか らきれいにフォール勝ちしてよかったんだけど、因縁の抗争を繰り広げた二人にしては あっさり過ぎる感もあって、好勝負止まりかな。二ヶ月後のハルク・ホーガン戦は、 ホーガンがまだまだ力不足だったし。あ、九月三十日に行われた、ケン・パテラとの初 対決は、パテラの意外な善戦で盛り上がった記憶があります。 九月三十日と言えば、猪木が馬場と同時デビューした日でもあります(一九六〇年 )。この度の逝去が十月一日早朝と聞いたとき、六十二年ぶりのデビュー戦を終えたの かなという空想がよぎった。 ニュースサイトの訃報に対する一般コメントで、「馬場よりも十八歳分長生きした猪 木は、やはり馬場よりも圧倒的に強い」という旨の書き込みがありました。昭和プロレ スだなぁ。 馬場ファンに言わせれば、「五十五歳でさっさと引退して楽をした猪木が、生涯現役 だった馬場より長生きできるのは当たり前」とでもなるかもしれません。 ではでは。
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