◇フレッシュボイス2 #1490の修正
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島田荘司が昔のインタビューで https://youtu.be/XEFv8ovja-Y ミステリーの原点は、「モルグ街の殺人」みたいに、 冒頭で幻想的な謎が現れて、 終わりの段階で論理的で、平易なロジックで解体されて万人が納得出来る というものだ。と言っているのですが。 これは、「金田一少年」的に考えると、 「吸血鬼伝説殺人事件」にしても「銀幕の殺人鬼」にしても、 何か最初はおどろおどろしい事件があって、 しかし最後の方で、実はそれは人間の仕掛けたトリックだった という事が明かされる、 というか、探偵がそれを見抜く、という感じだと思うのですが。 それはどういう瞬間かというと、 例えば(古いが)「ウルトラQ」のオープニングで くねくねした渦巻きが逆回転して、 「ウルトラQ」と読めた瞬間ではないでしょうか。 文字として読めるという事は理性が働いた瞬間ですから。 この瞬間(謎→理性が働く)に、 何かドーパミンの様な脳内化学物質が出るんじゃないのですかね。 (永山さんのクイズが解けた瞬間にもその様な化学物質が出るのでは。 今回は3問とも解けませんでした。)。 という事であるならば、ミステリーを構想する上で大切なのは、 謎が明確に提示されている事(「ウルトラQ」の渦巻きの様に、読者が 「なんだこれは」と考え込む様な)。 そしてその謎が解明された時に、読者の脳内に脳内化学物質が分泌されて 快感を味わえる事。 ですかね。 (条件反射トリックの小説のプロットを作っていて、そんな事を思ったのだが。 しかし、 「猫じゃ猫じゃ」など、 犬が「やっほー」と聞くと飛びつく、という条件付けをしておいて、 その犬をプレゼントする、 という、条件付けの奇異な感じが面白い訳で。 だから、その条件付けの一部分を隠しておいて「謎」にすると、 条件付けの奇異な感じがよく見えなくなってしまって面白くなくなる。 しかし、条件付けの奇異な感じを全部見せてしまったら、 「謎解き」が設定出来ない、という矛盾があるのですが。)。
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