◇フレッシュボイス2 #1343の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
WOWOWのドラマ「オペレーションZ」第五回を録画視聴。ネタバレ注意です。 財政破綻した窪山市に対して、国は支援しないことを表明。国民から不満と抗議の声 が上がる中、国民的大女優の綾部が江島総理の歳出半減策を批判し、一定の支持を集め る。さらに窪山市長が会見を開き、そもそも数年前の時点で財政破綻と同等の状態にあ ったのに、国の省庁が無理を通して潰さないようにしてきた。財政破綻した責任の一端 は国にあるのに支援しないとは何ごとかと発言。これに呼応するかのように野党からは 総理の不信任決議案を出す動きが。 あまりにも連携がよいことに不審を持ち、背景を調べてみると。綾部はかつて野党か らの出馬が囁かれたことがあり、窪山市長は野党の後押しで当選していた。さらに野党 は不信任決議に勝機ありと踏んでいることから、与党内に造反が出ていることが窺われ る。誰が裏切り者なのかを探っていると、周防の上司で財務官僚の盛田から「造反者は 前首相の梶野だ」との話が。梶野が首相時にそばにずっといて、今も連絡を取り合うと いう盛田の言葉だから真実のようだ。 前首相の動きと連動しているのか、総務大臣と財務大臣が揃って辞表を提出。総理へ の協力を約束しておきながら考え方があまりに違う二人を、江島の方から除外した。 風雲急を告げる事態に、総理自らの意志で議員総会を開催。旗色が悪い中、突き上げ を食らうがうまく対処して事なきを得る。それもそのはず、江島自身が野次を飛ばすサ クラ役の議員を仕込み、そいつが場の空気を巧みにコントロールしたのだ。 一方で諸外国の動きも活発になってくる。ロシアは日本の国債を十兆円買い増しの動 きを見せる。国債を手放さない代わりに、天然ガスの輸入を求めてくるものと思われ る。北方領土問題が解決しないうちにロシアから天然ガスを買うことなどできない日本 だが、要請を断れば合計三十兆円もの国債を売り払う恐れがあった。中国も景気の減速 から一気に財政危機を迎える恐れがあり、そうなった場合日本の支援が必要になる。そ のときの取引材料とするため、日本の国債を買い集めていた。 これらに対処するために、江島はそれぞれの国の高官と会う場を急遽セッティング し、オペレーションZのメンバーに親書を持たせて遣わせる。 暁光新聞の一面を、財務省幹部からの投書が飾る。綾部の意見に賛同し、歳出半減に 反対する内容でスクープだ。 周防らは“犯人”探しを始めるが、簡単には見付からない。だが、暁光新聞記者から ギブアンドテイクを持ち掛けられ、誰が“犯人”かを知る。それは盛田だった。周防に 詰め寄られた盛田はこれまで先祖代々営々と築いてきた基盤をたった一年でひっくり返 そうとするようなものだと動機を語る。だが、財務省は失敗してはならない、失敗を認 めてはならないという古い体質にどっぷり浸かった盛田のような役人こそが、日本の財 政を駄目にしたのではないのかと周防に反論され、沈黙する。 江島総理は綾部とテレビの生中継で対談することで、起死回生を狙う。だがその直前 に入ったロシアとの交渉で得た返事は、天然ガスの購入確約を迫る実質マイナス解答だ った。 ――以上が今回の粗筋でした。いよいよ佳境という感じではあるものの、それが女優 とのテレビ対談ってな風になっているのは、ちょっと違和感がある。もちろん実際は他 の山場が用意されているんだろうけど。構成の問題かなあ。これでも楽しめているけれ ども、やりようによってはもっと盛り上がると思うのに。 本ドラマを見ているとエピソード毎に、印象的なやり取りを入れようという意図があ るのかないのか、とにかく今回もありました。それは周防が盛田を否定する場面。旧態 依然とした盛田にあなたでは駄目だと言い渡す。痛快とまでは行かないにしても、もっ と言ってやれとは感じる。 次で最終回。まだまだ描き足りないように見えていたので、これは早い幕引きだな。 明るい終わり方になるとは思えない。バッドエンドか、もしくは投げっぱなしで終わる 可能性も結構ありそう。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス2」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE