◇フレッシュボイス2 #1288の修正
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NHK−BSプレミアムで再放送のドラマ「Wの悲劇」を録画視聴。ネタバレ注意で す。 ちょっと前に言及した“死体の胃にチューブと注射器を使って食べ物を送り込む”ト リックって、この作品だったのね。映画版を見た記憶があったんですが、全然覚えてい なかったわ〜。(^^; 原作小説にもある殺人を、映画版では劇中劇に仕立てているのに対して、本ドラマは ちゃんと(汗)殺人が起きる。それは当然あるべき姿なんで歓迎するところなんです が、できあがった映像は何だか変だった。まさしく劇みたいに、次々と登場人物が現れ て自己紹介する幕開けで印象づけられというのはあるでしょうが、ずっとお芝居を見せ られているような心地になりました。カメラワークの大部分や人物が画面から退場する ところなんか、劇に見えてしょうがなかった。 ストーリーの方は、ミステリとしてのアイディアは非常に面白いものの、現在ではち ょっと食い足りない気もする。真犯人の計画が相当綱渡りなのが最大の弱点かな。若く てかわいらしい女性が人を殺してしまったと名乗り出れば、みんな隠蔽に加担してれく れるという根拠を欠いた論法は、ある意味、女性を道具としか見ていない犯人らしさを 表しているのかもしれません。が、それなら和辻家の他の男も似たり寄ったり性質だと 分かっているはずだから、「そんな女かばう必要ない。さっさと警察に突き出そう」と いう空気になるとは考えないのか。 特に、医者が描かれたように協力的になるとは考えにくい。ばれたら医師免許は取り 上げられるだろうからリスク大だし、女性をかばう理由もない。 そもそも、どういう隠蔽工作をするのかは犯人にとって全く予測できないことであ り、たとえば遺体を別荘の外に運び出して、行方不明になったように見せかけよう、と かになっていたら、犯人は隠蔽を露見させるためにかなり苦労しなければならないので は。まあ奥の手として、匿名の告発状みたいな物を警察に送りつければいいとも言えま すが。 ヒロインが自宅に戻ったとき、母親の別れた夫(ヒロインの父親)が現れたけど、あ んまり意味のないシーンだったような。あのとき父親を誤って死なせてしまい、その罪 からも逃れるために、本来の計画が大きくゆがんでいく展開になるのかと思ってまし た。 ではでは。
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