◇フレッシュボイス2 #1117の修正
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横糸と縦糸> 横糸:一話一話にドラマがあって解決がある 縦糸:芯が一本きちんと通っている だとして、それぞれを別個に作ることはできるし、組み合わせることも何とかなる。 だけど、縦と横とが有機的に関係する、密接につながったような物語を作るのは難し い。ということですよね。 言われてみると確かに、縦糸と横糸とをただ組み合わせるだけなら、刑事物の連続ド ラマでよくある構成で、縦糸の大きな事件を視聴者(読者)に意識させつつも、普段は ほぼ放ったらかしで、全然別の独立した事件を解決するスタイルが多い。 縦糸と横糸の関連性を強めるとしたって、特撮ヒーロー物によくある悪の組織との対 決という図式ぐらいで、手下の起こした事件を一つずつ潰してボスを引っ張り出すだけ では、ボスの存在が最初から判明しているせいか、カタルシスが薄い。 毎回の話でボスに関するヒントが手に入る(暗号の断片とか)流れにして、ボスの正 体が徐々に判明する構成にすれば、多少は変わってくるでしょうけど、どうしても作り 物っぽさがにじみ出てしまいそう。いわゆる“大人の観賞”に堪えうる作品にはなりに くい、というか。 最終盤になって明らかになる“核”によって、横糸だった各話が結び付くという構図 はきれいで、強いカタルシスが見込める。そのことと、毎回の話が完全には独立してお らず、関連があると読者に示すこととは相反する側面が大きく、両立は簡単ではない、 と。 無理にでも両立させるには、“核”とは別に、何かを呼び水というか“見せ金”とし て用意し、読者に各事件のつながりを示唆するくらいしかないのでは。その上で“核” を最後に出すことで、各事件のつながりがより強固になり、腑に落ちるのが理想的…… とは言え、“見せ金”がない方が、クライマックスでの落差が大きいから、よりカタル シスを得られる。ここは痛し痒し、諸刃の剣って感じでしょうか。 ではでは。
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