◇フレッシュボイス2 #0927の修正

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★内容（1行全角40字未満、500行まで）
　ＷＯＷＯＷのドラマ「ダイイング・アイ」第五回を録画視聴。ネタバレ注意です。 　刑事の小塚は木内を任意で事情聴取するが、のらりくらりとかわされ、部下の榎木の 行方についても手掛かりを得られず。 　一方、雨村は江島に会いに行く。木内と親しげに話していたのは何だったのか、問い 詰めるためであったが、江島はおかしいと思ったのならそのとき直接聞けよとはぐらか す。さらに江島は、雨村が襲われて以来精神が参ってるんだよとたしなめ、家に送って いこうと車に乗せる。その道中、助手席に座った雨村は、シートの隅に赤い付け爪を見 付けた。同棲していた成美が以前付けていたのと同じだ。現在行方不明である成美を、 江島が手に掛けたのではないかと疑った雨村は、ハンドルを握る江島の妨害をする。車 は大きく蛇行し、ふらついたが、どうにか事故にならずに道端に停車。その瞬間、雨村 は事故に関して全てを思い出した。 　ハンドルを握っていたのは雨村ではなく江島。江島の「身代わりになってくれたら一 千万出す」という提案に、雨村は渋る振りをして三千万円で手を打った。念願の店を出 す資金を得た雨村だったが、江島からほとぼりが冷めるまで寝かせておけとの忠告を受 け、自室に隠しておいた。ところが襲撃事件で雨村が事故の記憶をなくしたと知るや、 江島は成美に働きかけて三千万を取り返そうと試みる。成美は三千万を見付けるが、借 金を抱えていたのでそのまま持ち逃げを考える。しかし江島に気付かれ、始末されてし まった。 　江島は雨村に「全てなかったことにしないか」と再び提案する。雨村は五千万円を提 示し、話はまとまった。が、雨村は成美の二の舞を演じる恐れを承知しており、金を受 け取ったらすぐさま行方をくらまそうと考える。自室で荷物をまとめていると、そこへ 瑠璃子が現れた。「あなたと子供を作るか、それができなければ殺して」という瑠璃子 に恐れをなした雨村は、その場から逃げ出す。外に飛び出ししばらく走ったところで、 木内に声を掛けられた。どうやら木内は瑠璃子を追ってきたらしく、雨村が彼女は自分 の部屋にいると答えると、飛んで行った。しかしすでに瑠璃子の姿は消えていた。雨村 は木内にいい加減全て話せよと詰め寄る。事故の記憶が戻っていると察した木内は、彼 にとっての事故当日の話をした。 　当夜、運転していたのは婚約者のみどりで、酒を飲んでいた。岸中美菜絵を跳ねてし まったあと、木内は美菜絵を守ることを真っ先に考え、飲酒していない自分が身代わり になることを決めた。それだけで美菜絵を窮地から救えると思っていたが、甘かった。 死の間際の美菜絵の目をまともに見たみどりは、美菜絵に取り憑かれてしまったのだ。 　――今回の粗筋はこんなところで。やっとこさ、状況がはっきりしてきました。ほぼ ほぼ想像していた通りで、驚きや意外性はない。最大の謎である瑠璃子の存在について は、次回に持ち越しですが、現時点ではややオカルトな解決になりそうで、あまり好き じゃない。 　もう一つ残された謎、四十階フロアから物や人が一切合切消え失せた点に関しては、 今回ほとんど言及がなくて残念。もうちょっと手掛かりなり伏線なりが示されるもの と、期待していたのですが。 　江島がこれまでかなり悪人として描かれてきましたが、事故が起きてすぐの段階で は、江島が一番まともというのは面白い。木内が言い出さなかったら、身代わりを思い 付きもせず、素直に救急と警察を呼ぼうとしていたほど。こういう細かな点はいいな あ。 　ではでは。
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