◇フレッシュボイス2 #0426の修正
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フジテレビ系で放送のドラマ「黒井戸殺し」を録画視聴。ネタバレ注意です。 三年前に放送された「オリエント急行殺人事件」と同様、アガサ・クリスティの推理 小説『アクロイド殺し』を原作に、三谷幸喜による脚本でドラマ化したもの。舞台を日 本に移し、年代も違うけれど現代ではなく、原作の雰囲気を保てる時代といったところ か。「オリエント急行殺人事件」に引き続き、名探偵エルキュール・ポワロに相当する 勝呂武尊を野村萬斎が演じる。 三谷幸喜が脚本をやると聞くと、つい、オリジナルの展開を期待してしまうんです が、ストーリーの主軸はほぼほぼ原作通り。実にオーソドックスに映像化していたと感 じました。これは「オリエント急行殺人事件」のときも似たようなことを感じた記憶 が。 なので、原作を既読の者にとって意外性はないけれど、安定した面白さを提供してく れる安心感がありました。もちろん、未読の人(トリックだけでも超有名な作品なので 知っている人は多いでしょうけど)にも楽しめる出来映えになっていたはず。 一方で、原作小説に比べると、映像化作品でこのトリックを用いても、驚きの度合い がちょっと落ちるんじゃないでしょうか。原作小説だと、一種の“見えない人”になる のに対し、映像作品ではどうやっても所詮は“見える人”だもんね。ネタバレ注意と断 りながら、曖昧な表現ですまんこってす。 あと、別の意味で驚いたのが、ラスト。原作の終わり方は割とぶっ飛んでるという か、現代の一般論的には受け入れにくかろう展開で、さすがにここは変えてくるんじゃ ないかと想像していたら、そのまんまだった。それだけ原作に敬意を表しているという ことかしらん。 ではでは。
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