◇フレッシュボイス2 #0156の修正
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WOWOWのドラマ「アキラとあきら」第四回を録画視聴。ネタバレ注意です。 大手・三友からの買収打診に、東海郵船の階堂社長は断固対抗する意志を示す。手を こまねいていては、より大企業である三友に敗れ去るのは目に見えている。対策とし て、フェリーの新造船六艘を構想し、長男・階堂彬のいる中央産業銀行に五百億円の融 資を依頼する。だが、業界内で競争が激化し、ただでさえ薄利だったところへ値引き合 戦が起きている。たとえ勝利したとしても、すぐに元の価格に戻すのは難しい。先行き が不透明なまま、旅客船事業ばかりを推し進めるのは危ないのではないか。そんな思い を抱きつつ、東海郵船の造船現場を視察した階堂は、海を行く貨物船を見て、ふと閃 く。ときは一九八九年、日本企業の海外進出が加速しだした頃。これからは物流を握る ことこそが勝利の近道ではないか? 東海郵船を担当する安藤に同行してその考えを伝 えると、社長である父親は考えを改め、貨物船にシフトすることを決める。 階堂の叔父達の会社は西伊豆のリゾート開発をぶち上げ、中央産業銀行に二百億近い 融資を申し込むが、計画に具体性がなく夢もないとして断られる。「兄貴の会社(東海 郵船)には金を出すのに何で」と恨みに思った叔父らは、中央産業銀行とのこれまでの 関係をなしにし、別の銀行に乗り換えることを示唆する。それでも頑なに融資を拒否さ れ、結局、三友系の銀行に金を出してもらうことに。 一方、静岡支店に配置転換された山崎は、すでに“悪名”が噂になっており、支店長 や融資部長から厳しい目で見られる。それでもやり方は変えずに、仕事を進め、一度は 証人が下りなかった稟議書を、練り直して通すことにも成功する。故郷に戻った山崎 は、同級生や父の恩人ら旧知と会い、信念を一層固めたのだった。 ――粗筋はこんな具合でした。本筋とは関係のないところで、階堂と山崎と山崎の中 学時代の同級生(女子)が初めて三人揃う場面があって、ひょっとしたら三角関係にな るのかと思わせる描写が。それはそれで面白いかもしれないが、本筋を邪魔するような ら、力を入れないでほしい。タイトルと第一話の流れから、二人のあきら――階堂と山 崎が対照的な主義主張を持って対決する話かと思っていたけど、そうじゃないらしいと 分かって、だったら今さら恋愛要素を入れて対決しなくてもいいかなと。 階堂の叔父二人が、ぬかるみにはまり込んでいくのが視聴者でもよく分かる。だけ ど、これは一九八九年頃がどんな時期で、このあとどんな転換を迎えるかを、視聴者は 知っているからこそ「あ〜、ばかだなあ」と感じるのかも。 ではでは。
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