◇フレッシュボイス2 #0029の修正
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WOWOWで放送の映画「64―ロクヨン―」前後編を録画視聴。ネタバレ注意で す。 前後編を合わせて約四時間という長尺で、観るのが結構疲れた。まあ、以前、NHK で放送された連続ドラマ版「64」も似たような尺だったと思いますが、週一でちょっ とずつ観る方が、今の自分には合ってるのかなあ。 さて、上述の通り、ドラマ版をすでに観ていると、当然映画版とドラマ版との比較を したくなるもの。ちなみに原作小説は未読です。 構成の仕方が違うなとか、一部の役者のイメージが随分異なるなとか、色々感じるこ とがありましたが、どちらも長所や狙いは分かるので、取り立てて記述するかどうか ボーダーライン上だなあって思ってました。そうして後編のクライマックスに差し掛か って、この辺で犯人が陥落して終わりになるはずなのに、まだ続くの?って雰囲気にな ってからが、全く違いました。好みを言えば、ドラマ版の方がよかった。映画版は間延 びした印象を観客に与えてしまい、その果ての解決も切れ味がいまいちとなると、効果 も上がってないことになってしまう。ただ、親子(父と娘)の問題に重点をシフトした と見なせば、映画版の流れもありなんでしょうね。 そんな中、どうにも承服しがたいというか、理解しづらかったのが次の点。なるべく ネタバレしたくないので、分かりにくく書きますが……AがBをさらうも、じきに計画 を断念してBを家に帰す。その際にAはBに「ある物」を持たせる。持たせる行為に理 由はあるけれども、その「ある物」がAの身元を掴むのに非常に重要かつ明確な手掛か りになり得るというのでは、どうしても不自然さが際立ってしまう。何故、そんなヒン トを出すような真似をしたのか? 実際の事件は、Bが家族に「ある物」を見せるどこ ろか、誘拐されたことすら言わなかったため、Aの計画はほぼ思惑通りに進行するもの の、これでは偶然性が強い。ドラマ版の記憶は朧気になりつつありますが、それでも緊 迫感があったように思います。翻って映画版のこのくだりは、終盤の付け足しにつなが るものでもあり、何のために作ったのかがよく分かりませんでした。 俳優陣は、刑事ドラマの主役を張れそうなあるいは名脇役を務められそうな顔ぶれが ずらりと揃って、安心して観ることができたんですが、映画というスタイルのせいか、 音量が小さく感じられ、全体に聞き取りにくかったのが残念。 ではでは。
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