●連載 #1151の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
副題:何故アナルをせめられた後は殉死したくなるのか。 N-BOXに戻った頃には、すっかり賢者タイムになっていた。 (何時もこうなると、殉死したくなる。 啓子巡査を守って殉死したい。 何か見るものはないか) 水戸光男は、とりあえず、エンジンをかけてスマホをUSBをつなぐと、 アマゾンプライムで「ロッキー」を再生した。 14ラウンドが終了して青コーナーにロッキーが戻ってきたところからの再生だった。 ここまで打たれに打たれて瞼が腫れあがっている。 「目が見えない、切ってくれ」とロッキー。 「バカ言うんじゃない」と老トレーナー。 「いいやらやってくれ」 「よし、やれ」 瞼を切開すると鮮血がほとばしる。ぷしゅー。 15ラウンドのゴングが鳴らされる。 「止めたら殺すぞ」と言ってロッキーはリングに出て行く。 まずは、アポロのアッパーがヒット。 思わずロープまでのけぞるロッキー。 しかし体勢をたてなおすと、右脇腹をかばっているアポロに、にじり寄っていく。 ロッキーのボディーが効いているに違いない。 ロッキーの左右のフックが炸裂。 身もだえるアポロ。 更にロッキーのボディー。 アポロはジャブを返してくるだけ。 ロッキーは激しい連打。 ロッキー左右に激しく連打。 チャンピオン、ロープによりかかって、ダウン寸前。 まさか奇跡の逆転か。 まさか最後の最後でロッキーが勝つのかー。 しかし、ここでゴング。 「リターンマッチはやらないぞ」とアポロ。 「俺も断る」とロッキー。 「15ラウンドを戦ってどんな気持ちですか?」インタビュワーが迫ってくる。 そんなのは無視してエイドリアンを探すロッキー。 「エイドリアーン」 「リターンマッチは」 「そんなの知るか…エイドリアーン」 「ロッキー、ロッキー」とリングに入ってくるエイドリアン。 「エイドリアーン」 二人は抱き着くと、強く抱擁する。 「ロッキー、アイラブユー」 「俺もだ、アイラブユー」 ここで突然映画は終わる。 (俺も殴られたい)と光男は思った。 (啓子巡査の愛を得る為に瞼をはらして、切開して鮮血を噴出して、 更に殴り合って、そして、啓子巡査の愛を得たい。 なんなら、ここで死んでもいい。 …それにしても、何で肛門性愛の後には殉死がくるんだろう。 どういう回路でつながっているのだろう)
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