●連載 #1086の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
夕食時のハプニングとしては、母が隣のテーブルのご婦人に突然話し掛けたのには、 びっくりしたです(笑)。いえ、私も少し気になってはいたのですが。 というのも、そのご婦人、テーブルにお一人だけでしたから。言わずもがなですが、 通常、二人で一室だから二人以上で乗っている人が多いんです。一人というのは珍しい はず。 話を伺うと、クルーズ慣れしている方らしく、二人旅の予定が急用で一人になって も、何ら問題なく参加したと。そういう一人旅がこれで二回目だとも。 そういえばセイルアウェイパーティにて、男性が一人で、見送りの女性に手を振って おり、近くにいた女性乗客が男性にご関係を尋ねるのが聞こえたんですが、その返答が 「夫婦」とのこと。え、夫婦別々? というか、妻が一人で行くのならまだ想像が付く んですが、夫が一人で行くというのはちょっと意外。 食事を終えたのが18:55くらい。出入り口の付近でメニューをもらって退出。 20:00からのショーにはまだ時間があるので、部屋に戻ります。母は携帯電話が つながる内にと電話をして、私はメモ書き。終わってから、船内のショップに行きまし た。クルーズではあとになるほど商品が品薄になり、中には売り切れてしまう物も出る そうなので、今の内に物色しておこうかと。 同じ考えの人は大勢いるようで、四つある店はどこも賑わっていました。とりあえ ず、価格帯が一番手軽なルブルーで、飛鳥チョコレートをまた買っておこうと見て回り ましたが、ない! 早くも売り切れたか? そんな訳はなく、どうやら今回のクルーズ では最初から並べていないようで。恐らく、飛鳥ビールと同じ扱いでは? ならばと他のお菓子を当たりますが、この時点では決められず。一部は試食できるん ですけど、味見しようにも、お腹がいっぱいで食指が動かず(笑)。 19:45になったので、プロダクションショーの行われるギャラクシーラウンジへ 移動。右手の席に座りました。例によって、飲み物等のオーダーはせず。別料金だし、 そもそも入らないし。 今夜のプロダクションショーは「CINEMA」。一九五〇年代から九〇年代にかけ ての名作映画をテーマに、その名画とスクリーンミュージックの数々を、ダンスと歌曲 で魅せていく。 これも前回乗船時に感じたことと同じになりますが、出演者の皆さんが汗一つかかず に、およそ四十五分間のショーを乗り切るのがまず凄い。 ショーの構成は、名画の音楽に乗せて、主に、映画のシーンをなぞるようにダンスで 表現するスタイル。分かり易いところで、「雨に唄えば」「フラッシュダンス」。他 に、「ティファニーで朝食を」や「ラマンチャの男」「荒野の七人」「レミゼラブル」 等々。客層に合わせて古めの映画に重きを置くというようなことはなく、満遍なく選 び、ほぼ均等に時間を割いていたと思います。 あとは、映画のワンシーンの再現で、そこに新たに登場人物が加わる流れを、客席の 通路を歩いて登場する演出が結構多用されてた。うまくすると、現実から映画の世界に 入り込んだような錯覚を生み出せますね。 四十五分のショーが終わって、席から立つと足下に傾きを感じる。おお、揺れてる。 観ている間に、船が外海に出たようです。このときは天気が悪いせいだと思っていまし たが、あとで聞いたところでは、太平洋を行くときはだいたいこんなものみたい。 とは言え、酔いが回ったみたいふらふらしながら歩くのは疲れる。部屋の前の廊下を 行くときなんて、壁に手をつかねばならないほどでした。 部屋に入っても、揺れは相変わらず。今回、船首寄りの部屋だったんですが、船の構 造上、船首と船尾の付近がより揺れるんだそうで。 23:00スタートの夜食まで、色々と見て回るつもりでいましたが、ここに来て母 がダウン。船酔いの症状が出ております。薬の類は持ってきていなかったので、レセプ ションに置いてある酔い止め薬をもらいに、部屋を飛び出しました。 が、五十メートルほど行ったところで引き返す。慌てていたため、スリッパのままで 歩いてしまいました。船室に備わってあるスリッパは、飽くまで室内用。パブリックス ペースはちゃんとした靴じゃないといけません。てことで履き直して、再出発。 レセプションに辿り着くと、グッスミンなる酔い止め薬が置いてありました。説明書 きを読むと、続けて服用するなら少なくとも四時間は空けるとか、一日四錠までとあり ましたので、とりあえず四錠をもらって部屋に戻りました。 早速、母に一錠飲んでもらって、ベッドで横に。服用後、三十分は休むようにとあり ましたので。 その間に私は予定を変更し、お風呂をもらうことにしました。もちろん、部屋風呂で はなく、グランドスパへ。夜、グランドスパで入浴するのは初めてです。グランドスパ のある12デッキに通じているエレベーターは、後方にある三基のみで、今回の部屋か らはだいぶ歩かねばなりません。長い長い廊下を歩くのは大変ですが、船旅ではいい運 動になるような気がします。 グランドスパに入ってみると、この時間帯でも利用者はいました。そんなに多くはな いけど、朝風呂で入ったときと同じくらい。ちゃっちゃと済ませて、湯船に浸かり、窓 の外を覗いてみますと……やっぱり真っ暗でほとんど何も見えません。わずかに、波立 つ白さが確認できる程度。ま、これはこれで悪くありませんが、やはり明るいときに入 って景色を楽しむのがベターでしょう。 それよりも驚いたのは、湯船のお湯が前後?に結構大きく揺れてた点。いやー、さん ふらわあで風呂に入ったとき、よく波立つ湯船だなあと思いましたが、太平洋に出れば 飛鳥Uも同じなんですね。さんふらわあには大変失礼をしました。すみません。 続く。ではでは。
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